花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

耐性獲得か

2019年12月16日 | 研究
バブルボーイズが発表練習をしています。
びっくりするのが練習場所。
なんとここは名久井農業高校の校長室なのです。
もちろん発表に耳を傾けているのは校長先生。
実は彼らは今週、お隣の農業高校の研究発表会にゲストとして招かれ
研究成果を披露してくることになったのです。
ただ発表しては面白くないと考えたのが
ポスター発表のように原稿を持たずに発表すること。
昨年から今まで3回も学会で発表してきた彼ら、
頭の中には伝えるべき内容が入っているので
あとは落ち着いて画面を見ながら説明するだけなので
そんなに高いハードルではありません。
しかし4百名以上のたくさんの人の前で、
それも上がったこともない大きなホールのステージでは
誰だって間違いなくドキドキするはずです。
ましてや緊張しやすいバブルボーイズなら足がガタガタ、
声も震えるかもしれません。
そこでこの日は肝試しと称して校長室に乗り込んで練習をしました。
しかしどうしたのでしょう。緊張せず、
逆にいつもの練習より上手に伝えています。
集中して行えたから上手くできたのでしょうか。
それならいいのですが、別の理由も考えられます。
名農は小さな学校のため、校長先生といえども身近な存在。
今まで何度も発表を聞いてもらっているので
すっかり慣れっこになっているのかもしれません。
それはそれで仕方ありませんが、最後まで集中しながらも
余裕を持ってやればできるはず。発表会は18日です。
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野菜派それとも草花派

2019年12月16日 | 園芸科学科
久しぶりに園芸科学科の草花温室に行ってみました。
すると外は寒いのに、室内はまるで春の陽気。
なんときれいなパンジーが咲いているではありませんか。
昔は三色すみれと教わりましたが
今は誰もそんなことをいう人はいません。
みなさんパンジーです。
ところが10年ほど前、園芸科学科所属になったら
今度は先生も生徒もこれはパンジーで、こちらはビオラなどと話しています。
花の大きいものはバンジー、小ぶりのものをビオラと呼んでいたのです。
ところが現在はこれらの間で交配が行われたため
はっきり区別することが難しくなったといいます。
花の世界はトレンドとともにどんどん変化しています。
それだけに花の名前をいえるとちょっとオシャレな人に思われます。
それに比べて野菜は日頃からみなさん食べているので、
名前がわからないというのはごく僅かしかありません。
名久井農業高校で野菜を学ぶのは生物生産科、
草花を学ぶのは来年度から環境システム科に移ります。
このように同じ農業高校でも学科によって学ぶ教材もずいぶん違います。
みなさんはどちらのタイプがお好みですか?
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