花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

悪魔の提案!

2019年12月10日 | 研究
昨年の夏、バブルボーイズがTEAM FLORA PHOTONICSの門を叩いてから
早いものでもう1年半になろうとしています。
今考えてみれば課題研究の授業では施設園芸班に所属していながら
放課後になると環境班として自ら活動に取り組むとは
彼らはなかなかのチャレンジャーでした。
その頑張りが徐々に認められ、3年生になると
いろいろな学会やコンクールで受賞するようなりました。
なんといっても今年の夏、北海道で受賞した文部科学大臣賞は
ダントツで今年名農No.1の成果です。
そんな彼らもまもなく冬休み。今年残されている活動はもうわずかです。
冬休み前の活動は今までの成果を全校生徒の前で披露すること。
つまり校内プロジェクト発表会に出場するだけです。
コンペではないので張り合いがないねと冗談で話していたら
どこかで女神フローラの耳に届いたようで、
彼らに思いもかけない試練をくださいました。
なんと来週、お隣の農業高校の研究発表会で披露して欲しいというオファーがきたのです。
名農の3倍も生徒がいる大規模校。会場は1000名も入る市内のホール。
まさに高校最後を飾るにふさわしい最高のステージではありませんか。
そこで送り出すこっちもついつい調子に乗って、また悪いアイデアを思いつきました。
それが「原稿を持たない発表」です。
今まで何度もポスター発表しているし、内容だって何回も発表してきたもの。
頭の中に入っているんだからできるはずです。SSHはみんなそうでしょ。
農業クラブは原稿を時間内に読み上げるのが一般的な方法。
今回は競技じゃないから、気にすることもありません。
悪魔の提案に「これはまずい」という顔をしている彼らですが半ば強引に決定。
どんと背中を押しました。しかしフローラに鍛えられたのか、
覚悟を決めると開き直るのが早いハンターズ。
2人は説明箇所を手分けしてご覧のように練習を始めました。
バブルボーイズはいたずらなフローラが設定した
最後のハードルに向かって助走を始めました。
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冬の寄せ植え?

2019年12月10日 | 園芸科学科
玄関前に可愛らしい寄せ植えができました。
しかしよく見ると今までの草花とは違います。
センターを飾るのはハボタン。
なんともいえない葉の色が特徴です。
そしてその脇には銀色がかった葉が見えます。
こちらはシロタエギク。
白い毛の生えたシルバーリーフが特徴です。
ハボタン、シロタエギク。
どちらも耐寒性が高く、花というより葉色を楽しむ草花。
どんどん寒くなるこの季節にぴったりの寄せ植えです。
またこの寄せ植えを明るく楽しい雰囲気にさせているのが人形の置物。
クリスマスツリーの飾りと同じようにオーナメントといいます。
さらに木製のプランターも素敵です。
草花園芸ではこのように季節感のある植物選びとともに
作り手のファッショナブルな感覚が大きく出来栄えを左右します。
そのためにはトレンドに敏感で、優れた色彩感覚が必要。
服や音楽、小物などいろいろ優れたものを見て
センスを磨かなければなりません。
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