花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

バブルボーイズの功績

2020年05月17日 | 研究
ここはハンターズの本拠地である馴化温室。
そこにある小さなホワイトボードに何やら書かれています。
これを書いたのはハンターズでも先代フローラでもありません。
昨年大活躍したバブルボーズのものです。
2019年3月春に解散したフローラ。
延命措置ですぐ2019年4月に名前を変えて、再結成された環境班ハンターズ。
こう見るとスムーズにバトンタッチされたように思えますが
2019年のハンターズはまだ2年生。
活動が始まったばかりなので早くても秋まで発表するものがありません。
校外発表でその成果を披露するスタイルの環境班にとって
活躍するはずの3年生がいないのは大痛手でした。
その隙間を埋めてくれたのが2019年に3年生だったバブルボーイズ。
フローラの活躍に憧れて施設園芸研究班に所属していながら
2018年、つまり2年生の途中からフローラの門を叩いたツワモノです。
もちろん活動は放課後が中心ですが、自ら門下生を希望したこともあり
忙しい中、本当に一生懸命。3年生になった2019年には
コカコーラ環境教育賞で初の文部大臣賞を受賞しました。
先輩のいないハンターズにとって、とても良いお手本を示してくれました。
このホワイトボードはそんな彼らが確かに存在し活躍したことを示す足跡。
二人とも農学系の4年制大学にこの春、進学しましたが
連休頃の情報ではコロナのためまだ授業が行われていないとのこと。
どうしていることでしょう。頑張ってほしいものです。
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つわものどもが夢の跡

2020年05月17日 | 研究
環境班ハンターズの先代、チームフローラフォトニクスの本家
園芸科学科草花班の本拠地は園芸実験室。
最近はなかなか足を運ぶことがなくなりましたが
先日、ちょっと準備室を覗いてみました。
ここはFLORA4、2012年のフローラがその年、
ストックホルムで開催された青少年水大賞に出場するために
いろいろと追加実験をした場所。すると実験前か
黒板に書いたものがまだ残っているではありませんか。
当時のフローラは全員が女子。
発表のため急遽、生物生産科からコンバートした男子1名とともに
確かゴールデンウィーク返上で2年生を含めて10名が集まっては
ワイワイここで実験していました。
フローラはこの年、農業クラブの県大会の出場も決まっていたので
みんなで同じ実験をしていますが、まとめる時は
国際大会と国内大会の2手に分かれて行われていたはずです。
環境システム科になってチームは真面目な男子ばかりになりましたが
当時は女子はみんな口から生まれてきた元気な人ばかり。
それどころか全員発表を担当できるほど発表力がありました。
そのため発表機会ごとに発表者を変えて、みんなで楽しんでいました。
準備室に残された黒板を見ると当時の様子が頭の中に蘇ります。


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