花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ハンターズ事務所は大忙し

2020年06月03日 | 研究
コロナの影響で1学期のほとんどの行事が中止になった名農。
しかし緊急事態宣言も明け、完全ではありませんが
元気な名農生により徐々にいつもの学校生活に戻ろうとしています。
さて日頃の活動が戻ってくると、
今までお預けとなっていたものがどんどん舞い込んできました。
まずは新聞取材。3月上旬にコンクールで
内閣総理大臣賞を受賞したハンターズの取材が
2ケ月経った先日行われました。
また先月はLED信号機に関してテレビ局の問い合わせにも対応しました。
すると今月もオファーが殺到しているのです。
環境班はやはり3月、長年の環境活動が評価され
日本水環境学会より表彰されることになっていました。
授賞式は岩手大学。出席者はバブルボーイズと決まっていましたがコロナで中止。
そこで緊急事態宣言が解除された今、急遽
代表の方が来校され数日後、放課後に表彰してくださることになったのです。
しかしもう当時の3年生だったバブルボーイズは卒業していません。
もちろん代わりに受賞するのはハンターズです。
さらに来週は内閣総理大臣賞受賞報告のため
ハンターズ5名全員で県教育庁に出向くことも決まっています。
南部町から青森市へは新幹線を使っても、乗り継ぎの便が悪く1日がかり。
今、時間がいくらあっても足りないハンターズ。
引っ張りだこのタレントを抱えるハンターズ事務所は
毎日のように外部対応に追われる忙しい日が続いています。
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太陽光利用型植物工場

2020年06月03日 | 環境システム科
生物生産科は野菜と加工品、園芸科学科は果樹と草花と
各科、生産する圃場と代表的な農産物を持っています。
ところが環境システム科は工業系が入っているので圃場を持っていません。
では農産物の栽培はしていないのでしょうか。
そんなことはありません。環境システム科には
圃場はありませんが、大きなガラス温室、
それも太陽光利用型植物工場を所有しているのです。
ここで栽培されるのはレタスなどの葉菜類。
この日、今年初めての収穫が行われ、
3年生が調整、袋詰めをしていました。
環境システム科が新設された時、
八戸市内でレタス販売をしたことがあります。
その時、「土で栽培していないから怖くて食べられない」と
消費者の方からいわれたのが今も忘れられません。
もしかしたら遺伝子組み換えと勘違いをされているのか、
はたまた極度な心配性の方なのかもしれません。
しかし実際は、植物工場で栽培されるレタスは露地と違って無農薬。
したがって洗うことなく、そのまま食べることができます。
さらに太陽とLEDで補光するため、ビタミンCだって強化されているので
安心して食べてほしいものです。
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