トライして学ぶ

ハンターズの彼が捏ねているのもコンクリート。
着色したカラーコンクリート作りに挑戦しています。
発色を良くするには下地に色がついていないことが重要。
したがって彼は白色コンクリートをベースに選択し、
それに雲母で作った顔料を混ぜて鮮やかな青色コンクリートにしました。
しかし失敗した点もあります。セメントに適量の水を加えたのですが
顔料の添加量を考えていなかったため、ちょっと水分不足になったのです。
確かにまるで粘土状態。果たして固まるか不安です。
逆に水を足しすぎてべちゃべちゃにしたメンバーもいます。
これまた硬化しないんじゃないかと不安でしたが
数時間後には、どちらもちゃんと固まっています。
耐久性を保つには適量の水が必要だと思いますが
少しぐらい多くても少なくても大丈夫なようです。
さて世の中にカラーコンクリートはすでに存在します。
そこで彼が取り組んでいるのは、
ちょっと違う機能性を持ったカラーコンクリート。
この日は本番前の練習。ちょっと失敗しましたが
トライした結果、適切な水の量や混ぜる過程を体験した彼は
次なる本番で完成を目指します。

インスタントセメント

昨年から三和土の研究をしてきたハンターズ。
今まで作ってきた三和土はとんでもない数と種類になります。
そんなハンターズが今、取り組んでいるのがコンクリート。
いろいろなものを添加して、ちょっと今までにない
コンクリートを作ろうと企んでいるのです。
これはインスタントセメント。
ジェットセメントなどともいわれる速硬性タイプです。
今回はこれをベースにしてさまざま変なものを添加しています。
添加する材料は、嬉しいことにすべて企業の提供。
ハンターズのユニークなアイデアを
資材提供という形で数社が応援してくれています。
コンクリート作りは初めてなので、
ちょっと身構えましたが作ってみるととても簡単。
三和土の方がずっと難しいと思います。
ただインスタントセメントは水を加えるとすぐ固まります。
したがってみんな手早く作業していました。
さて日本水大賞のホームページに秋篠宮殿下と
毛利衛委員長さんのお言葉、ビデオメッセージが掲載されました。
本来なら、ちょうど今頃、東京の日本科学未来館で表彰式が行われ
ハンターズ全員で出席するつもりでしたがコロナのため今回は中止。
あとでありがたいお言葉をみんなで拝見したいと思います。