花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

気分はYoutuber

2020年06月13日 | 研究
いつも放課後の土肥実験室ではハンターズが
三和土を作ったり、Macに向かって論文作りをしています。
ワイワイ騒ぎながら賑やかに活動していたフローラと違い
彼らは黙々と取り組んでいるため、ちょっと部外者には
声をかけにくい雰囲気を出しているかもしれません。
そんな土肥実験室の机上に、先日不思議なものが置かれました。
これは照明。ハンターズが活動紹介ビデオを撮影するため
急遽、土肥実験室がハンターズSTUDOとなったのです。
今までフローラ時代も必要に迫られ、数本のビデオを作りましたが
最近は作ることもなく、今回は3〜4年ぶりの撮影。
でもみんな興味津々、まさに気分はYoutuberです。
よく見ると照明が2種類あるのがわかります。
リングタイプはビデオ撮影用のLEDランプ。
左の大きなランプも白色LEDです。
フローラは光と植物の関係を結成当時からテーマとしてきたので
赤や青、さらにUVや遠赤外線など、さまざまなLEDランプが揃っています。
実は、この左の大きなLEDはフローラが植物に照射したもの。
今回はビデオ撮影用に使わせていただきました。
しかし一番大変なのはハンターズ事務所のタレントさん。
重い口を開かなければならないからです。
簡単なセリフでも大きな声が出ないのでTake 10なんてざら。
自分は役者。演じるんだと開き直るまでちょっと時間がかかりました。
コメント

神様お願い

2020年06月13日 | 学校
ここは名久井農業高校のグラウンドにある相撲場です。
ご存知の通り、青森県は相撲が盛んで
このように土俵のある学校がまだかなりあります。
しかし時代の変化もあり、青森県の相撲競技者は減少し続けています。
名農相撲部もかつて強豪だったといいますが今は部員もなく廃部。
屋内の相撲場は数年前になくなり、かろうじてこの土俵だけが
かつての相撲部の存在を残しています。
数年前、植物研究ばかりしていたファイナルフローラは2年生の時、
気分転換として全国観光プラン選手権大会に応募しました。
神戸で行われることから観光甲子園ともいわれる人気の大会ですが
その時に提案したのが「青森相撲王国探訪記」という観光プラン。
青森県に今も残る相撲関連の史跡はもちろん、
実際に相撲やちゃんこ料理、相撲甚句や書道などの体験を通して
青森県人と相撲、日本人と相撲の関係を知ってもらおうという
体験型インバウンド観光プランでした。
その際、県内の神社に残る古い相撲場やお隣の三本木農業高校の
相撲部の練習を取材した記憶が思い出されます。
たくさんの応募プランの中から決勝大会校に選出されたフローラ5名。
本番では実力以上の力を発揮し、なんとグランプリ。
観光庁長官賞を受賞し二度目の日本一を獲得しました。
この土俵に来たのはその時以来。
今度はハンターズが撮影のためにやってきました。
困った時にいつも助けてくれる名農の相撲場。
相撲の神様、今年も力を貸してください。
コメント