花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

フリーマーケット

2020年06月29日 | 研究
先日から大掃除に取り組んでいるハンターズ。
このところ晴れの日が続いているので思い切った勝負に出ました。
それはみんなが集まる居住スペースの荷物のほとんどを
温室の外に出して整理をしたのです。
2009年のフローラ結成時代からの物品は山ほど。
まるでフリーマーケットでも始めるかのようです。
一番目につくのはフォトニクスの名を持つだけあって
各種波長のLEDやそれに関するケーブル類。
それはそれは大変な数で、一気に購入したら相当な金額になると思います。
次にスペースをとっているのが水槽に関わる物品。
エアレーション、水中ポンプ、クーラーや動かすためのチューブは
ペットショップを開ける量です。
水質浄化や水中植物工場などに取り組んだ際に購入したものですが
今は眠っているだけ。時々借用する班もありますが、もったいない感じがします。
また糖度計やEC、pH、DOなど水質測定器具やノギス、物差し、
さらにビーカーなどガラス容器、記録用の文具も相当数ありました。
ずいぶん溜め込んだものです。しかし数は多くありませんが
最もスペースをとっていたのは土や肥料。
特に昨年から三和土の研究をしているためずいぶんあります。
これから1年生の栽培研究に使いたいと思います。
では一番驚いたのはなんでしょう。それは2010年の先輩の記録簿。
TEAM FLORA PHOTONICS というロゴが入った特注品です。
確か50冊作りましたが、解散時にちょうどなくなりました。
フローラ、バブルボーイズ、ハンターズの歩みがわかる資料が出てきました。
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空飛ぶカボチャ

2020年06月29日 | 生物生産科
少し前の写真になりますが
生物生産科のベースキャンプである第3農場での一コマです。
実っているのは、ごく普通の小ぶりのカボチャですが
なんとリンゴやサクランボのように
空中にぶら下がっているではありませんか。
カボチャは普通、スイカのように地面を覆うように広がったツルに
ゴロゴロと転がってつくものです。
しかしツルを上手に支柱やアーチに絡めて仕立てると
このような空飛ぶカボチャとなるのです。
確かこれは北海道の農家の方が考えた栽培法。
特別、美味しくなるわけではありませんが
カボチャのユニークな姿が話題となりました。
かつて前任校でスイカの空中栽培をしたことがありますが
見た目のインパクト以外にも良い点がありました。
それはスイカは地面についている部分は光に当たらないので
白くというか黄色になり、スイカらしい緑色になりません。
そのため、農家はスイカをぐるりと回して光を当てる作業をしますが
空中の場合は満遍なく光が当たるのでそんな作業は不要でした。
聞いてはいませんが、おそらくカボチャでも同じ効果があったはずです。
こんな遊びのような栽培法、まだまだできそうな気がします。
圃場をたくさん持っている生物生産科ならではの
ユニークな栽培法の開発を期待します。
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