花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

秘訣は大人買い

2020年06月16日 | 園芸科学科
第2農場の草花温室脇でたくさん育てられている花壇苗。
6月になり気温が上がってきたので、
花壇作りもいよいよ本格的になってきました。
誰でも花壇作りをしたことがあると思いますが
皆さんはどのようにして花を配置しましたか?
小学生の頃の記憶ではサルビアやマリーゴールドなどの苗を
順番に、つまり交互に植えていたように思えます。
それはそれで色とりどりの楽しい花壇になるのですが、
お洒落なガーデンデザイナーたちの作品には
ちょっと違うタイプの植え方をよく目にします。
なんと同じ色の花を一か所に大量に植えるのです。
これは花をひとつの色として捉え、
その色が集まったカラーブロックを配置するという方法。
実はこれ、意外と簡単で誰でも見栄えの良い庭を作れるのです。
この青紫の花はロベリア。花壇に植えられる日を待って
ここで育苗管理されていますが、要はこのまま花壇に植えるのです。
この花、全部ください。まさに大人買いすることで
素敵な花壇となるのです。
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スタジオハンターズ

2020年06月16日 | 研究
先日、ハンターズは研究概要を紹介するためのビデオ撮影を行いました。
チームは商品を持っていませんが、まさにプロモーションビデオのようなものです。
ロケを行ったのはグラウンドや校舎内の実験室ですが
どうしても馴化温室での映像も必要となりました。
撮影開始は放課後、清掃後の16時から。
西日の差し込む温室ではどんどん太陽が傾き、光が赤みを帯びてきます。
したがって撮影可能時間は17時まで。ロケは2日間の予定。
1時間で数カット撮影すれば良いのですが、慣れないものでNG連続。
Take5、Take6なんで当たり前です。
さらに温室のすぐ脇には郷土芸能部の太鼓練習場。
校内では吹奏楽部がトランペットを吹いています。
結局、撮影した映像には遠くで聞こえる和太鼓やトランペットの音が入っていました。
また写真でもビデオでもかんかん照りは影ができてしまうのでNG。
曇りだと良いのですが、先週は運悪く好天に恵まれてしまいました。
温室のフレームが室内に大きな影を作ってしまったため
困っていたところ、遮光カーテンを思い出しました。
ハンターズの本拠地である馴化温室にはボタンひとつでハウス内に
遮光カーテンが広がり、直射日光が入るのを防ぐことができます。
これを活用しない手はないと、早速稼働させて対応できました。
まるでスタジオハンターズ。しかし雑音を防ぐために
温室内の循環翼や吸気排気ファンを停止させたので気温は急上昇。
過酷な撮影となりました。
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