花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

つる性植物の女王

2020年06月15日 | 研究
ちょうどバラが開花するこの時期、クレマチスの花も咲き出します。
イングリッシュガーデンといえばバラが主役ですが、
このクレマチスもバラを引き立てる修景植物として重要アイテムになっています。
しかし単なる脇役ではありません。
クレマチスは「つる性植物の女王」といわれるように
バラに負けず劣らず大きな花を咲かせるので見応えは十分。
ぜひ庭に植えて楽しんでください。
さてクレマチスの花を見るとテッセンという方がいます。
確かに同じキンポウゲ科の植物ですが、正式には違います。
テッセンは花弁が6枚。クレマチスは花弁が8枚なのです。
また花弁といいましたが、クリスマスローズと同じで実はガク片。
簡単には散らないので長い間、庭を輝かせてくれます。
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チャレンジ開始

2020年06月15日 | 環境システム科
環境システム科の学校設定科目「起業チャレンジ」。
日本のどこにもない名農だけの科目です。
この科目は水耕栽培装置を使って1年間生産法人を経営するのが目的。
したがってどんな野菜をいつ、どれぐらい栽培し
どんな価格でどのように販売するかなど
すべての決定権は名農生に委ねられます。
法人は全部で3社。競い合いながら生産技術や
販売サービスの技術を実践形式で学ぶ極めてユニークな人気科目です。
さてこれが現在の温室風景。ちょっと寂しい感じがします。
それもそのはず、5月連休明けまで休校のため
まだ授業が始まって1ケ月しか経っていないのです。
これは彼らがやっと植えた今年第1号の野菜たち。
こんなに小さくて大丈夫か不安になると思いますが
ちゃんと根が成長して養分を吸収し始めると
びっくりするぐらいのスピードで成長を始めます。
おそらくレタスだったら1ケ月ちょっと経ったら
もう収穫サイズまで成長するのです・
すべてが任される気楽な科目のように思えますが
彼らは成功させなければならないという
今までにない重い責任を感じるといいます。
チャレンジャーである生徒は自由と責任を感じ
指導者はティーチングからコーチングへと指導法を変えていく。
「起業チャレンジ」はみんなにとってのチャレンジ道場なのです。
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