花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

小さな冬みつけた

2021年11月05日 | 学校
こちらはお馴染みのクリスマスローズです。
それもクリスマスの時期に開花する原種のヘレボルス・ニゲル。
つまり正真正銘のクリスマスローズです。
クリスマスまであと2ヶ月を切ったので
どんな様子なのか覗いてみたら、ご覧ください。
白く大きな蕾が地面から顔を出しているではありませんか。
クリスマスローズは、もう秋が終わることを知っているようです。
また嬉しいことによく見ると、かわいい葉が
土から出ているのがいくつか見えます。
小さな小さなクリスマスローズが生まれているのです。
おそらく昨年のこぼれ種から発芽したものでしょう。
発芽から開花まで3年ほどかかるクリスマスローズ。
人が播種しなくても自然に次なる株が誕生しているとはたくましいものです。
「小さな秋みつけた」は名久井農業高校の校歌を作詞された
サトウハチロー先生の童謡ですが、
小さな秋ならぬ「小さな冬」をみつけました。

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無観客文化祭

2021年11月05日 | 学校
10月の最終土日は名農祭でした。
コロナのため一般公開を今年は中止し、
名農生が自分たちのために開催しました。
ところが校内や廊下を歩いても人がいません。
これには理由があります。まず3年生は模擬店。
名農生や先生方のために体育館でお店を開いてくれました。
そのためみんなお店につきっきりなのです。
そして生物生産科の2年生は野菜販売のための収穫作業。
そして環境システム科の2年生は駐車場の誘導をしています。
一般公開はしませんが、保護者には事前に注文を取って農産物を販売。
駐車場の係は、そんな注文品を受け取りにくる保護者の車を誘導するためですが
時間帯によってはグラウンドはガラガラ。開店休業という状態でした。
では1年生は何をしているのでしょう。
実は体育館で農業クラブの発表をきいていました。
農業クラブの県大会はコロナ禍の今年も開催されましたが
密になることを避けてリハーサルを兼ねた壮行式は中止。
したがってどんな先輩が、どんな研究発表をして
本校の代表として出場したのかみんな知らないのです。
そこで見学しようと体育館を覗いてみると
これまた昼休みになったのか、体育館は人っ子一人いません。
いつもなら地域の方々が何千人もいらっしゃる名農祭。
時間帯が悪かったとは思いますが、こんな静かな名農祭は初めてです。
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