花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

SUPER SONIC MAN

2021年11月06日 | 研究
名久井農業高校の水耕栽培温室。
環境システム科の生徒がレタスを収穫しているようです。
それはいいのですが、右のイラストはなんでしょう。
お馴染みのフリー素材ですが、
この姿、この色使いは間違いなくスーパーマンを真似ています。
しかし胸がSではなくSSです。
実はこれはフローラハンターズが春から取り組んできた
超音波による高機能性野菜栽培法のイメージキャラ。
SUPER SONIC(スーパーソニック)の頭文字SSを胸につけています。
この研究は、2人の男子によって1学期末にすでに終了。
そもそも短距離ランナーのフローラハンターズですが
なかでもこの研究はわずか2ヶ月で完了しました。
しかし結果は仮説通りで大成功。今年一番の一発芸でした。
不思議に成功する時っていつもこんな感じ。
産みの苦しみなどまったくありません。
さてこの研究成果をひっさげて彼らは今月下旬、
ある科学コンテストの決勝審査に出場します。
本来なら京都大学で開催される大会ですが
今年はコロナでオンライン。京都行きはお預けとなりましたが
初めての戦う全国大会、楽しんでもらいたいと思います。
まもなく秋の京都にSUPER SONIC MANが参上します。
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造園家

2021年11月06日 | 学校
ここは名農の学生会館前。
本来ならば昼休みは、学生食堂を利用する
生徒職員で賑わう場所ですが、今はコロナで休止中。
人のいない会館は、ちょっと寂しいのですが
赤いドウダンツツジがとてもきれいです。
角の立ったシャープなエッジを持ちながら、
全体は緩やかなカーブを描く形状は、まるでアート作品。
見事な手入れには頭が下がります。
本校には園芸科学科があります。
学科の学習内容は時代によって変化するものですが
かつて造園分野も扱っていました。
確か、環境班がねじろとしている馴化温室周辺は
かつていろいろな樹木の垣根の見本市のような場所だったはずです。
現在の園芸科学科が学んでいるフラワーアレンジは
個人の感性で創作する花のアートですが、
庭造りはチームで製作する巨大な作品。
どこにどのような植物を配置するか、
木々が成長した10年後にはどうなるのかなど
想像力を働かせて図面を引くのはきっと楽しいはずです。
このような垣根作りも造園、つまり園芸の分野。
そのためか園芸科学科の卒業生には
地域で活躍している造園家がたくさんいます。
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