花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

里の雪

2021年11月28日 | 研究
先日、名久井岳の初冠雪をお伝えしましたが、
とうとう昨日の朝、少しですが里にも雪が降りました。
この樹木はリンゴンベリー、日本語ではコケモモといいます。
耐寒性のある低木果樹です。
先輩であるチームフローラフォトニクスが2018年、
スウェーデンで水研究の準グランプリを受賞した記念として育てています。
北欧の極寒でも大丈夫なので、青森の冬なんて楽勝。
しかし夏の暑さや多湿が原因なのか、思ったより実がつきません。
そもそも北欧で自生するリンゴンベリーの実つきが
どれぐらいなのかわからないので、比較できません。
ひとつの木は樹高30cmと小さいのですが、
一面に自生していたら相当な量が収穫できるはず。
果たして自生地では、どのように実っているのでしょう。
ちょっと興味があります。
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いつもここから

2021年11月28日 | 研究
11月下旬の八戸駅に現れたのはフローラハンターズの4名。
なんとコンクールの決勝審査に出場するため
日帰りで東京に行くことになったのです。
新型コロナウイルスの感染拡大によりすべての大会が
中止もしくはオンライン開催のなっているので本当に久しぶりです。
調べて見ると、前回チームが上京したのは
コロナが問題になる直前の2020年2月上旬。
つまり1年10ヶ月もどこにも行けず休眠していたことになります。
「悲しいこと〜!フローラが遠征できなくなったこと〜!」
研究成果を抱えて全国を飛び歩くのが最大の特徴であり、
喜びである戦う研究集団の「環境班」にとって、この約2年間は翼の折れたエンジェル。
まるでアイデンティティーを見失ったかのようでした。
そんなことから、この遠征は怖さ半分、ワクワク半分。
しかしコロナ感染がなくなったわけではありません。
そこでフローラハンターズが用意したのは携帯用のスプレー式アルコール。
絶対かからないで帰ってくるのだとみんな心に誓い、
気を抜かないで、上りの新幹線を待つことにしました。
秋の八戸駅。フローラの旅はいつもここから始まります。
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お腹をすかせたフローラ

2021年11月28日 | 研究
朝早く、新幹線で上京したフローラハンターズ。
彼らにとっては中学時代の修学旅行以来の東京でした。
八戸とは違い人の多い東京に戸惑いっぱなしで
目を話すと迷子になりそうです。
でもかつての東京を知っているものにとっては
びっくりするぐらい閑散としています。
ここは地下鉄の連絡通路ですが、ガラガラです。
規制緩和されても、まだコロナの影響は続いているようです。
東京駅に着いたのはお昼の12時。大会は13時過ぎから。
普通ならどこかで食事をとろうかと考えるのですが、
フローラ御一行様は6名。確かお店で食事をするにも
人数制限があったように思えます。
そこで事前に相談し、昼食は持参した軽食を
大会会場の控え室で手早く済ませることにしました。
フローラもハンターズも最大の旅の楽しさは食事でしたが
今回ばかりは仕方がありません。
お腹をすかせたフローラ。空腹で眠っていた闘争本能を
目覚めさせることはできるのでしょうか。
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