花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

戦闘モード

2021年11月13日 | 研究
フローラハンターズは6名の研究チーム。
ある時は個人で、そしてある時はグループで
さらにある時は全員一丸となって
さまざまなテーマの研究に春から取り組んできました。
収穫の秋、それぞれの成果をいろいろな大会に応募しては
外部から客観的な評価をしていただいています。
農業クラブの大会に出場していない最近の研究班にとっては
このような積極的な取り組みがとても大切になります。
さてそんなチャレンジの結果、今月は3つの大会の
決勝審査に出場することになりました。
いずれも2人1組で行ったグループ研究。
嬉しいことに大会こそ違いますが、3組全部が決勝審査に残ったのです。
大会まで10日前後。したがって課題研究では
それぞれのグループが発表練習や質疑対策に追われています。
まさに環境研究班から戦う研究集団へとギアチェンジ。
戦闘モードに切り替わり、着々と全員攻撃の準備に取り掛かっています。
さらに先日、12月に行われる別の大会の決勝審査出場の案内が届きました。
発表会の後は期末考査、終わったらまた発表会。
フローラの秋冬の風物詩であるベビーローテーションが始まりました。
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シクラメンの季節

2021年11月13日 | 園芸科学科
先日、園芸科学科の草花温室を覗いて見ると
ご覧のとおり、たくさんのシクラメンで埋め尽くされています。
いつもであれば名農祭で販売され、高品質であることから
ほとんどなくなってしまうのですが、残念ながら今年は
名農祭が一般開放されなかったため残っているようです。
さてチームフローラフォトニクスは、
園芸科学科時代からシクラメンの実験案があり、
毎年春になると今年こそは取り組もうと
農場の先生に苗提供のお願いをするのですが
なぜかまだ1度も行動を起こしていません。
毎年、新しい別の実験が入ってくるので後回しになってしまうのです。
またこのように名農であれば、いつでもシクラメンが手に入るという
余裕があるからかもしれません。
そんなことで今年も眺めるだけで終わってしまいました。
フローラハンターズのラストチャンスは来年の夏。
後悔しないよう来年こそは試してみたいものですが、
果たしてどうなることやら。ところで先日、名農の農場に直接来て、
シクラメンを買い求めているお客様がいらっしゃいました。
気になる方はぜひお問い合わせください。
もしかしたら手に入るかもしれません。
南部町は晩秋から初冬に静かに移行しています。
シクラメンを本格的に楽しめる季節となりました。
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ヌーボー

2021年11月13日 | 学校
この時期の話題はボジョレーヌーヴォー。
ボジョレーあるいはボージョレは、フランスのブルゴーニュ地方の地区名です。
ヌーヴォーは新しいという意味ですから
その地域でできた新しいワインということになります。
さらにブドウの品種まで指定されているといいますから
かなりきちんとしたルールで管理されているようです。
残念ながら名農のブドウは生食用のキャンベルアーリーなので
ワイン用のブドウと食べ比べはできませんが
ワイン用のブドウは甘いだけでなく酸味と渋みが必要なので
私たちが生食しているものに比べるとあまり美味しいとはいえなそうです。
ワイン好きの皆さんが楽しみにしているボジョレーヌーヴォー。
販売は毎年11月第3木曜日。今年は11月18日とまもなくです。
きっと今年も話題になるでしょう。
さて文化祭に合わせて今年も名農名物のジュースが販売されました。
名農のジュースといえばリンゴとブドウ。
いずれもストレート果汁の100%ジュースです。
特にブドウは濃厚で、濃すぎて薄めて飲んでいる人も多いようです。
世界で栽培されているブドウのなんと80%はワイン用。
したがって名農のジュースはわずか20%のブドウで作った
ある意味貴重なアルコール発酵前のヌーヴォーなのです。
現在、玄関で販売中。先日も名農生たちがヌーヴォーを買い求めていました。
名農ならではの美味しい秋はまだまだ続きます。
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