東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

でぃーえむぶい

2009年11月13日 01時35分42秒 | Weblog
 今朝、新聞を見ていると岐阜の欄に「DMVの走行試験」なる見出しが目に入る。実施は11月12日から14日の23時から翌日5時までの間、とあった。
 DMV(Dual Mode Vehicle)が近くを試験走行するというイベントを逃す手は無いが、ここのところ仕事が忙しくとても行くだけの元気はない。そう思って出社した。

 今日は仕事が終わったのが23時頃。帰宅中にふっと今朝の記事のことを思い出し、時計を見てから(今日は試験の初日で報道も来ているだろうからもしかしたらもう試験走行やっているかも・・・)と思い、家を素通りして岩村へ向かう。

 岩村駅に着くとスタッフ証を着けた人達がいる。まだ来てないのかも、と思い駅附近をうろうろする。



 踏切にはこんな看板が。もしかしたら踏切が作動しない、なんてことがあるかも。

 そして再び岩村駅に戻るとホームにはスタッフがおらず閑散としている。そして近くにいたスタッフさんに聞くと先ほど明智に向かって出発したところだったとか。お礼を言ってすぐに明知に向かう。


 明智駅に着いて車を駅前につけようと思ったら「臨時駐車場」なんて看板が出ており結構な車がある。
 車を降りて駅に向かうとちょうど鉄路モードからバスモードへチェンジし終わったDMVが線路上にいた。


誘導のため係員が下車。ドアは普通のマイクロバスと一緒みたい。


誘導にしたがって線路から出る。


コースターををボンネット型にしたみたい。


 驚いたのはその見学者の数!100人近くはいたような。さっきの駐車場でも県外車両が結構いた。


左の写真を明るくすると右のようになる。DMVが明智駅前に行ったのを追っかける人々。


駅前駐車場で晒し中


報道さんも必死



 見学者があまりにも多いのと、報道のカメラが気になって撮れないので岩村の駅に戻ることにする。
 夕飯を食べてなかったから途中のサークルKでおにぎりと飲み物を買っていく。
 岩村駅に着くとスタッフさんたちが休憩していたのでいろいろ聞いてみる。
 DMVはどうやら陸路を自走して11日に明智に到着したようだ。走行試験では最高速度を段階的に上げていくとのこと。明智から岩村までは道路、岩村から明智は鉄路を使用するそうだ。
 ホームの中に入っていいか聞くとOKとのこと。一番いい場所を確保する。


 モードチェンジする場所。木のガイドで位置を合わせて進入するようだ。○の看板はなんだろう。


 おにぎりを食べながら待つこと15分ほど。道路を走ってきたDMVがやってくる。


 これだけ見るとやっぱりちょっと変った形のマイクロバス、って感じ。


 車両到着2分ほど前に着いた報道さんが真前に陣取る。初便のときより人が少ないようで安全に、いい写真が撮れそう。
 
 
 いったん切り返して待機。

 データ取得機器の立ち上げと屋根の上に乗せてある発電機をつけて待つ。


 そして鉄路モードへチェンジするために線路に進入。


 ○の看板前で停車。


ここで運転手がバス運転手から鉄道運転手へ交代。


 いよいよ鉄路モードへ。報道さんが車両に近寄りすぎるから係員に「もし(DMVが)動いても命の保障はせんよ!」と注意されてる。


前鉄輪が下りてきて


線路に接地


そのまま前車輪が持ち上がるまで上昇してアームがロック。


これで鉄道モードへの移行が終了。早いな~。


後輪は動力伝達のため線路に接地。


ゆっくり出発。指差し呼称は列車運転手だね。


いってらっしゃい。今度は最高速度40キロだそうだ。


 今後の予定としては来年に一般乗客を乗せた本格的な運行試験をおこなうとか。どのような結果になるか楽しみでもある。

 それよりも朝、なんてヨメに話そうか・・・。




追記:
朝、起きたときにヨメに正直に話すと笑っていた。ちなみに、帰りが遅くなるから心配で眠れないって事は無く爆睡していたとか。
 家族中には「ばか者!」と笑いながら言われて終わりました。
コメント
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