今週の土日も出勤し、その前に出勤した代休もまだ取っておらず上司から何とか年内に消化して欲しいと言われる。そうは言ってもやることはまだ山積なんですけど・・・。
でも取れと言われればとりますとも。ちょうど岐阜県ドクターヘリシミュレーションが東濃地方で連荘であるから。17日の恵那はもしスケジュールを知っていたとしても行けなかったから悔しいけど割り切れる。
既に休みの申請が出ている人とはかぶらずに代休を入れると20日、21日、24日を午前半休にして、22日を全休とするように申請。仕事がどうしても回らない場合は出勤するということで係長と手を打つ。これで堂々と休んで行く事ができる。
そして21日の午前休を消化。今回は瑞浪市でのシミュレーション。6月に地図を見ていて偶然瑞浪防災ヘリポートの存在を知りロケハンに行ってきた。ここは知らないと行きづらい場所なんだよな。

そのときは芝が青々としていた
家を出て県道66号で現場へ向かう。特に何もなく到着。

9:26 現着、セントラルヘリコプターサービス(CHS)の方、岐大病院関係者もほぼ同時に到着。

UH-60Jがトレーニングフライトをしている。
CHSの担当の方と「消防さん、まだ来ないですね~」なんて話していたらレスキュー車がやってくる。

9:40 消防現着 瑞浪41

瑞浪53

瑞浪救急1

瑞浪救急2

瑞浪51はウインドソックスを取り付け。
消防さんが場外チェック。緩んでいた網等をしっかりと留めてダウンウォッシュ対策をする。話によると16日に県防災ヘリ「若鮎Ⅰ」による訓練を行ったそうだ。今回やってくるドクターヘリもBK117。しかもC-1だからドクターヘリの方がパワーが上になる。しっかりとね。
このとき指揮隊長がおられたので今回の想定を尋ねると・・・
訓練内容
「国道19号にて多重事故発生。30代男性が車内に閉じ込め。両大腿骨骨折、意識が薄い等。」
おおまかに言えばこういうことでした(専門用語は省略)。大腿骨骨折は場合によっては血栓による死亡もありうる恐いもの。それから国道19号は事故が起きるといつも大きくなる。実際、長野県木曽でのドクヘリ出動の何割かは19号での事故傷病者搬送。本当に有り得る想定だね。航空自衛隊のUH-60Jがずっと飛び回っている。激しいアップダウンから考えてオートローテンションの訓練っぽい
もうすぐドクターヘリが来るって頃に軽やかなエンジン音。探すと・・・

10:18 JA7834 R22beta ハートランドインフォメーション(株)
思わず「ドクヘリをインサイトしているか?」と心配になったけど大丈夫だったようで。R22ga通過後すぐにやって来た。

インサイト 西からやって来た。

一度上空通過してヘリポートを確認

南からのアプローチ。ちょっと高めに進入。

そばの池の関係でなのか、心持ち高度を高めにゆっくり進入。おかげで水をかぶらずにすむ。

ゆっくりとフレアをかけて…

ダウンウォッシュが襲ってくる。今回は芝が!

10:21 ランディング

フライトエンジニア(FE)が降機して救急車を誘導

フライトドクター、看護師が救急車へ駆け寄る

FEが機体後部のハッチを開けてストレッチャーを出してくる。消防さんはプライバシー確保のビニールシートを張る。

救急車用のストレッチャーからヘリのストレッチャーに患者を移す。ダミーにしては重そう。

患者をヘリへ移動

患者をヘリへ収容。ここで今回の訓練の流れは一旦ストップ。

消防関係者の見学と説明が行なわれる。

ストレッチャーを再度出してダミーをはずしているかと思いきや、生きた人間、しかも救急隊員でした。

ダミー患者さんも見学
一通り訓練が終了したところでこちらにも声をかけていただいた。消防の方だけでなく、一般にも公開してくれる。ありがとうございます。

BK117-C1 これは本来スタンバイ機。実際の運行では-C2を使用とのこと。

何となく皆さん遠巻きで見学

後部ハッチ右側にもいろいろと機材が入れてある。

後部から正面を撮影。意外と狭いのがわかると思う。

機長からドクヘリ要請時の注意点等の説明がされる。その後、岐大のフライトドクターからもいろいろと説明があった。
この説明で初めて知ったのは、高速道路上において岐阜県はまだNEXCO中日本、警察との協議が終了していないため本線上に着陸することはできない、ということだった。法律的に高速道路上でもいい、というふうになっているかと思いきや個別に協定を結ばなくてはならないとは。協定が締結次第各消防本部に伝達がされるはず、とのことだった。早く締結しないと実務に支障が出るぞ、これ。

そしてあっという間に帰投時間になる。FEが後部ハッチの確認。

上空制圧中(嘘)のUH-60JもこれでRTB

エンジンスタート、No.2

10:59 テイクオフ

一旦北に出てから反時計回りでサークリング

お疲れ様でした
こちらもいい時間。会社へダイレクトに向かうことにする。帰りも県道66号を使ったのだが、稜線を這うように動くオレンジ色の物体をインサイト・・・ラインパトロール(送電線点検)じゃんか!
慌てて19号に向かうが、現在恵那-中津川間は4車線化工事で渋滞。抜け道に出たくても出れないでいると真上をヘリが名古屋方面へ通過して行った。
写真は無し!
11:50頃 JA9847 新日本ヘリコプター スキー装着
車が動き始め、盆地全体を見渡せるところへ移動したがもう時はすでに遅し。残念!でもドクターヘリを近くで見学させてもらえてよかった。
しかし会社に着くと…いろいろあって結局帰宅できたのは午前2時頃。早く出てきていたとしても帰る時間は変わらなかっただろうけど。(問題発生が午後10時半頃だった)
さて、明日は土岐市でのシミュレーションです。それから久しぶりに平日の岐阜基地だ!
でも取れと言われればとりますとも。ちょうど岐阜県ドクターヘリシミュレーションが東濃地方で連荘であるから。17日の恵那はもしスケジュールを知っていたとしても行けなかったから悔しいけど割り切れる。
既に休みの申請が出ている人とはかぶらずに代休を入れると20日、21日、24日を午前半休にして、22日を全休とするように申請。仕事がどうしても回らない場合は出勤するということで係長と手を打つ。これで堂々と休んで行く事ができる。
そして21日の午前休を消化。今回は瑞浪市でのシミュレーション。6月に地図を見ていて偶然瑞浪防災ヘリポートの存在を知りロケハンに行ってきた。ここは知らないと行きづらい場所なんだよな。

そのときは芝が青々としていた
家を出て県道66号で現場へ向かう。特に何もなく到着。

9:26 現着、セントラルヘリコプターサービス(CHS)の方、岐大病院関係者もほぼ同時に到着。

UH-60Jがトレーニングフライトをしている。
CHSの担当の方と「消防さん、まだ来ないですね~」なんて話していたらレスキュー車がやってくる。

9:40 消防現着 瑞浪41

瑞浪53

瑞浪救急1

瑞浪救急2

瑞浪51はウインドソックスを取り付け。
消防さんが場外チェック。緩んでいた網等をしっかりと留めてダウンウォッシュ対策をする。話によると16日に県防災ヘリ「若鮎Ⅰ」による訓練を行ったそうだ。今回やってくるドクターヘリもBK117。しかもC-1だからドクターヘリの方がパワーが上になる。しっかりとね。
このとき指揮隊長がおられたので今回の想定を尋ねると・・・
訓練内容
「国道19号にて多重事故発生。30代男性が車内に閉じ込め。両大腿骨骨折、意識が薄い等。」
おおまかに言えばこういうことでした(専門用語は省略)。大腿骨骨折は場合によっては血栓による死亡もありうる恐いもの。それから国道19号は事故が起きるといつも大きくなる。実際、長野県木曽でのドクヘリ出動の何割かは19号での事故傷病者搬送。本当に有り得る想定だね。航空自衛隊のUH-60Jがずっと飛び回っている。激しいアップダウンから考えてオートローテンションの訓練っぽい
もうすぐドクターヘリが来るって頃に軽やかなエンジン音。探すと・・・

10:18 JA7834 R22beta ハートランドインフォメーション(株)
思わず「ドクヘリをインサイトしているか?」と心配になったけど大丈夫だったようで。R22ga通過後すぐにやって来た。

インサイト 西からやって来た。

一度上空通過してヘリポートを確認

南からのアプローチ。ちょっと高めに進入。

そばの池の関係でなのか、心持ち高度を高めにゆっくり進入。おかげで水をかぶらずにすむ。

ゆっくりとフレアをかけて…

ダウンウォッシュが襲ってくる。今回は芝が!

10:21 ランディング

フライトエンジニア(FE)が降機して救急車を誘導

フライトドクター、看護師が救急車へ駆け寄る

FEが機体後部のハッチを開けてストレッチャーを出してくる。消防さんはプライバシー確保のビニールシートを張る。

救急車用のストレッチャーからヘリのストレッチャーに患者を移す。ダミーにしては重そう。

患者をヘリへ移動

患者をヘリへ収容。ここで今回の訓練の流れは一旦ストップ。

消防関係者の見学と説明が行なわれる。

ストレッチャーを再度出してダミーをはずしているかと思いきや、生きた人間、しかも救急隊員でした。

ダミー患者さんも見学
一通り訓練が終了したところでこちらにも声をかけていただいた。消防の方だけでなく、一般にも公開してくれる。ありがとうございます。

BK117-C1 これは本来スタンバイ機。実際の運行では-C2を使用とのこと。

何となく皆さん遠巻きで見学

後部ハッチ右側にもいろいろと機材が入れてある。

後部から正面を撮影。意外と狭いのがわかると思う。

機長からドクヘリ要請時の注意点等の説明がされる。その後、岐大のフライトドクターからもいろいろと説明があった。
この説明で初めて知ったのは、高速道路上において岐阜県はまだNEXCO中日本、警察との協議が終了していないため本線上に着陸することはできない、ということだった。法律的に高速道路上でもいい、というふうになっているかと思いきや個別に協定を結ばなくてはならないとは。協定が締結次第各消防本部に伝達がされるはず、とのことだった。早く締結しないと実務に支障が出るぞ、これ。

そしてあっという間に帰投時間になる。FEが後部ハッチの確認。

上空制圧中(嘘)のUH-60JもこれでRTB

エンジンスタート、No.2

10:59 テイクオフ

一旦北に出てから反時計回りでサークリング

お疲れ様でした
こちらもいい時間。会社へダイレクトに向かうことにする。帰りも県道66号を使ったのだが、稜線を這うように動くオレンジ色の物体をインサイト・・・ラインパトロール(送電線点検)じゃんか!
慌てて19号に向かうが、現在恵那-中津川間は4車線化工事で渋滞。抜け道に出たくても出れないでいると真上をヘリが名古屋方面へ通過して行った。
写真は無し!
11:50頃 JA9847 新日本ヘリコプター スキー装着
車が動き始め、盆地全体を見渡せるところへ移動したがもう時はすでに遅し。残念!でもドクターヘリを近くで見学させてもらえてよかった。
しかし会社に着くと…いろいろあって結局帰宅できたのは午前2時頃。早く出てきていたとしても帰る時間は変わらなかっただろうけど。(問題発生が午後10時半頃だった)
さて、明日は土岐市でのシミュレーションです。それから久しぶりに平日の岐阜基地だ!