今年は残雪が多かったこともあり、格納庫開きも例年より1週間遅いような気がした。
それよりも自分は航空機練習許可証が届かないことに焦っていたのだけど…。
昨日届きホッとしたせいなのか、45分も寝過ごす。
顔だけ洗いすぐに出発。前日のうちにヨメがおにぎりを作ってくれたのがありがたかった。
本当は下道で行く予定だったけど高速で一路塩尻北へ。
前々日から報道で白馬の雪崩事故のことが報道されていた。
もしかしたら在局キー局のヘリが松本空港に集結しているかもしれないと思ったからなのだが…
見事に読みが外れた。しかも県警ヘリは「やまびこ1号」しかいなかった。
信大ドクターヘリが格納庫から出てきて準備。
空港消防車も朝の点検中。
8:32 JA120D EC135P2 中日本航空/信州大学付属病院 ホバリングチェックしてから出勤。
「やまびこ1号」もエンジンスタート。
8:39 JA110E AS365N3 長野県警 涸沢方面へ。
とりあえずこれ以上の動きはありそうじゃなかったので霧ケ峰へ向かう。JET A-1成分も少しは補給できたし…。
オペレーションスムースで10時前にファミリーゲレンデ駐車場に到着。同着したAさんと今年もお願いしますと挨拶。
色々話しをしながらピストへ向かう。
先日も雪が降ったそうで、日陰には大量の雪が残っていた。
歩いていてちょうど観光客の展望台付近に差し掛かった頃、さっき空港で嗅いだ覚えのある匂いがする。
野焼きを前日にやったという話しを聞いていたからトラックや消防車両の軽油の匂いかな、と思った。
ピストに着いて皆さんに挨拶。するとO教官、S教官とUさんから
「あれ?batils君、何で昨日来なかったの?」
と言われる。普通に「昨日は用事で…」と答えたところに衝撃の事実が伝えられた。
昨日の野焼きの際、燃えすぎたために自県及び隣県4県の防災ヘリと災害派遣で来た自衛隊のヘリによる空中消火が行われ、グライダーエリアがヘリポートになったという。
そのときの状況の写真やら動画やらを見せ付けられ、もう悶えまくってしまった。
訓練でもCH-47(チヌーク)2機による空中消火なんてやらないって!
写真をすべていただいたので後日、霧ケ峰でこんなことがあったという記録のためにブログにアップする予定です。
そんな心乱れた状態の中、グライダーは離陸していく。
スマホだとこんな写真も撮れる。大きい写真はこちら
気がついたらもうお昼。腹ごしらえしよう。ヨメがおにぎりだけでなくおやつをいっぱい入れてくれた。
最後に到着したこともあるけど、現在JA2433が改造中のため練習に使える機体は1機だけ。
しかも今年初フライトという人が多く、教官のチェックを受けてからでないと単座機に乗ってはいけないのでなかなか順番が回ってこない。
こういう時に限ってまた気流の条件が良く、20分以上飛んでいる人は帰れコールがかかっていた。
しばらくして美ヶ原方面からヘリの音が聞こえてくる。
この音はS-76だな…なんて思っていたらノーコンタクトでやって来た。
13:20 JA06HD S-76C 朝日航洋(TBS取材機) 白馬経由で来たようで…。焼けた跡取材中。
グライダーの存在に気がついているのかどうか不安になる。
教官がフライトサービスの無線で呼びかけはしたが応答は無し。とりあえず上空各機はインサイトしているようなのでいいか。
午前中よりヘイズが晴れてきた。後ろに見えるのは八ヶ岳。
主翼がきらりと光る。
体験搭乗を挟んでようやく自分の順番になる。覚悟はしていたけど乗れるか心配だった。
15:36に離陸。後席はH教官。
離脱してすぐに教官の指示する方向へ機首を向けるとすぐに上昇気流があった。
+3~4mと結構強いサーマル。あっという間に2600mまで上がった。
左右の旋回を行うがしっかり決まらない。気が焦るせいなのだろう。
そして地上から帰れコール。いつの間にか20分が経過していたのだった。
写真を一枚も撮らずに降りては悲しいので教官にコントロールをお願いして写真を撮る。
火入れで焼く予定だったのはちょうど機体に隠れているあたり。15ha焼く予定がその10倍以上の154ha焼いたとか。大きい写真はこちら
すでに高度は2150m。旋回して高度処理を行う。
今日は西からの風でクロス成分が入る。
ガスト(突風)に気をつけて、と言われちょっと突っ込み速度を上げる。
普段より高めに進入したので接地点が前に伸びたが大丈夫だった。
教官からは機首が動くまで我慢すること、とアドバイスを受けた。毎度言われてしまう…。
GPSログを保存したもののデータが半分ほど欠落しており今回はデータアップはやめておきます。
ここからは二巡目。フライト時間の短かった人から2回目に入るが雲が広がり始め気温が低下し始める。
教官たちも3日目で疲れていることもあったのか、その後2回飛んで撤収となる。
自分にとっては久しぶりの撤収作業。台車の乗せるときが緊張する。
台車に乗せた機体は車で引っ張って格納庫へ。今日は富士山がうっすらとしか見えなかった。
機体や車両を格納庫内に入れ、帳簿等をつけたところで反省会。
今シーズン始まったばかりなので皆、手順確認して行うようにとの指摘もあった。
そしてもういっちょ反省会(?)高原の店でお茶して行く。
長野日報が置いてあったけど予想通り一面トップか。
18時頃に霧ケ峰を出発。高速は混んでいるだろうと予想して下道で帰る。
大型等に引っ張られ、21時半頃に帰宅した。
明日は休日出勤。ボチボチやるか。
それよりも自分は航空機練習許可証が届かないことに焦っていたのだけど…。
昨日届きホッとしたせいなのか、45分も寝過ごす。
顔だけ洗いすぐに出発。前日のうちにヨメがおにぎりを作ってくれたのがありがたかった。
本当は下道で行く予定だったけど高速で一路塩尻北へ。
前々日から報道で白馬の雪崩事故のことが報道されていた。
もしかしたら在局キー局のヘリが松本空港に集結しているかもしれないと思ったからなのだが…
見事に読みが外れた。しかも県警ヘリは「やまびこ1号」しかいなかった。
信大ドクターヘリが格納庫から出てきて準備。
空港消防車も朝の点検中。
8:32 JA120D EC135P2 中日本航空/信州大学付属病院 ホバリングチェックしてから出勤。
「やまびこ1号」もエンジンスタート。
8:39 JA110E AS365N3 長野県警 涸沢方面へ。
とりあえずこれ以上の動きはありそうじゃなかったので霧ケ峰へ向かう。JET A-1成分も少しは補給できたし…。
オペレーションスムースで10時前にファミリーゲレンデ駐車場に到着。同着したAさんと今年もお願いしますと挨拶。
色々話しをしながらピストへ向かう。
先日も雪が降ったそうで、日陰には大量の雪が残っていた。
歩いていてちょうど観光客の展望台付近に差し掛かった頃、さっき空港で嗅いだ覚えのある匂いがする。
野焼きを前日にやったという話しを聞いていたからトラックや消防車両の軽油の匂いかな、と思った。
ピストに着いて皆さんに挨拶。するとO教官、S教官とUさんから
「あれ?batils君、何で昨日来なかったの?」
と言われる。普通に「昨日は用事で…」と答えたところに衝撃の事実が伝えられた。
昨日の野焼きの際、燃えすぎたために自県及び隣県4県の防災ヘリと災害派遣で来た自衛隊のヘリによる空中消火が行われ、グライダーエリアがヘリポートになったという。
そのときの状況の写真やら動画やらを見せ付けられ、もう悶えまくってしまった。
訓練でもCH-47(チヌーク)2機による空中消火なんてやらないって!
写真をすべていただいたので後日、霧ケ峰でこんなことがあったという記録のためにブログにアップする予定です。
そんな心乱れた状態の中、グライダーは離陸していく。
スマホだとこんな写真も撮れる。大きい写真はこちら
気がついたらもうお昼。腹ごしらえしよう。ヨメがおにぎりだけでなくおやつをいっぱい入れてくれた。
最後に到着したこともあるけど、現在JA2433が改造中のため練習に使える機体は1機だけ。
しかも今年初フライトという人が多く、教官のチェックを受けてからでないと単座機に乗ってはいけないのでなかなか順番が回ってこない。
こういう時に限ってまた気流の条件が良く、20分以上飛んでいる人は帰れコールがかかっていた。
しばらくして美ヶ原方面からヘリの音が聞こえてくる。
この音はS-76だな…なんて思っていたらノーコンタクトでやって来た。
13:20 JA06HD S-76C 朝日航洋(TBS取材機) 白馬経由で来たようで…。焼けた跡取材中。
グライダーの存在に気がついているのかどうか不安になる。
教官がフライトサービスの無線で呼びかけはしたが応答は無し。とりあえず上空各機はインサイトしているようなのでいいか。
午前中よりヘイズが晴れてきた。後ろに見えるのは八ヶ岳。
主翼がきらりと光る。
体験搭乗を挟んでようやく自分の順番になる。覚悟はしていたけど乗れるか心配だった。
15:36に離陸。後席はH教官。
離脱してすぐに教官の指示する方向へ機首を向けるとすぐに上昇気流があった。
+3~4mと結構強いサーマル。あっという間に2600mまで上がった。
左右の旋回を行うがしっかり決まらない。気が焦るせいなのだろう。
そして地上から帰れコール。いつの間にか20分が経過していたのだった。
写真を一枚も撮らずに降りては悲しいので教官にコントロールをお願いして写真を撮る。
火入れで焼く予定だったのはちょうど機体に隠れているあたり。15ha焼く予定がその10倍以上の154ha焼いたとか。大きい写真はこちら
すでに高度は2150m。旋回して高度処理を行う。
今日は西からの風でクロス成分が入る。
ガスト(突風)に気をつけて、と言われちょっと突っ込み速度を上げる。
普段より高めに進入したので接地点が前に伸びたが大丈夫だった。
教官からは機首が動くまで我慢すること、とアドバイスを受けた。毎度言われてしまう…。
GPSログを保存したもののデータが半分ほど欠落しており今回はデータアップはやめておきます。
ここからは二巡目。フライト時間の短かった人から2回目に入るが雲が広がり始め気温が低下し始める。
教官たちも3日目で疲れていることもあったのか、その後2回飛んで撤収となる。
自分にとっては久しぶりの撤収作業。台車の乗せるときが緊張する。
台車に乗せた機体は車で引っ張って格納庫へ。今日は富士山がうっすらとしか見えなかった。
機体や車両を格納庫内に入れ、帳簿等をつけたところで反省会。
今シーズン始まったばかりなので皆、手順確認して行うようにとの指摘もあった。
そしてもういっちょ反省会(?)高原の店でお茶して行く。
長野日報が置いてあったけど予想通り一面トップか。
18時頃に霧ケ峰を出発。高速は混んでいるだろうと予想して下道で帰る。
大型等に引っ張られ、21時半頃に帰宅した。
明日は休日出勤。ボチボチやるか。