UNIQLOCKはユニクロのネットCMで、国際的な広告賞で多数グランプリを獲得するなど、高く評価されている。現在は第3弾で、以前のバージョンはこのページから閲覧することができる。第3弾の中身を少し説明すると、Tシャツがテーマで、図書館を舞台にしたものと、ホールを舞台にしたものの2種類が1時間おきに入れ替わる。毎時00分にはには特別映像が流れる(これは以前のバージョンのほうが凝った感じがする)。0時台には音楽も変わり、特別映像が続く(必見!)。ダンスと音楽は言葉の壁がなく、出演者も外国の方がいかにも好きそうな感じで、遊び心あり、実用性あり、ついつい長い時間眺めてしまう。「クールジャパン」という言葉にぴったりのコンテンツだと思う。存在は以前から知っていたが、きちんと見るのは最近のことで、すっかり気に入ってしまった。
雰囲気にぴったりな音楽は、Fantastic Plastic Machine(略してFPM)が作曲したものである。私がFPMを知ったきっかけは、m-flo、山本領平やHalcaliとコラボレーションしていて、「あのFPMが参加!」といった感じの書き方がされているので、大御所的な存在なのだろうということで興味がわいた、というものだ。オリジナルアルバムを集めてみたところ、どれもクオリティが高く、今でもよく聴いている。BGMに最適な、流れるような曲が多い。テレビを観ていると、FPMの曲が様々な場面で用いられているのがわかる。
オリジナルアルバムは、以下の5枚である。ベストアルバムとしては、beautiful.以降の曲を集めた「FPMB」という2枚組みのものがあるので、これから入るのがいいかもしれない。オリジナルアルバム以外にも「Sound Concierge」というタイトルで多数のミックスCDが出ているが、1枚レンタルしてみたところ、それ以上聴いてみたいと感じなかったので触れていない。
1. The Fantastic Plastic Machine (1997年)
2. LUXURY (1998年)
3. beautiful. (2001年)
4. too (2003年)
5. imaginations (2006年)
これらを好きな順に並び替えるとしたら、too > LUXURY > imaginations = beautiful. = The Fantastic Plastic Machineである。4枚目のアルバム「too」はm-floが参加している曲もある上、終盤のReaching for the Stars → Never Ever (Extra Vocal Mix) のつながりが最高に盛り上がる。「Days and Days」という曲もしっとりとしていてお気に入りだ。コピーコントロールCDなのが残念である。
5枚目のアルバム「imaginations」は最初の数曲が聴いていて非常に心地がよい。中盤から後半にかけての曲は少しガチャガチャした感じがして好き嫌いが分かれるように思う。3枚目のアルバム「beautiful.」は、同名の曲「beautiful.」が単体で非常によい曲で、何度も聴きたくなる。
UNIQLOCKとFPM、どちらもすでに十分に有名だったかもしれないが、まだ触れたことがない方には、生活への清涼剤としておすすめしたい。
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