6日の解決志向アプローチはカウンセリングの「短期間」をめざす技法です。
短期間だと支払い金額は低額で済みます。
カウンセリングの代金を支払う保険会社が短期で解決することを求める
現代アメリカのカウンセラーが取得しておきたい技法かもしれません。
クライエントにとっても短期で解決できればラッキーですし、日々増えているそうです。
当然のことながら、過去や原因を全く聴かず質問が多いこの技法を嫌う人もいます。
BFTC(ブリーフ・ファミリー・セラピー・センター)を中心に1978年ごろから発展してきたそうです。
世界中には、300~400の技法があるそうで、いろいろ試してみたいものです。
午後からは技法を使って受講生同士で練習しました。
受講するたび 先生によって視点や熱いメッセージが異なり楽しんでいます。
実践重視の先生でワクワクしました。
25分も終了時間が延長するほど 質疑応答の時間も充実しました。
さて、100点取れるから、自分は賢いと感じるのか、
自分は賢いと感じるから、100点取れるのか、どっち?という質問をなさいました。
これは、行動が先か、認知が先がという問いです。
「東京大学を受験して合格したら100万円あげましょう。受験しますか?」と訊かれて
私が受かるはずがないと考える人は、募集要項さえ読まないでしょう。(能力があったとしても)
つまり、認知を変えれば、行動が変わるということで、その気にさせることが重要。
誰かをその気にさせる前に、私自身がその気にならないといけないことが山積みなので
早速、セルフカウンセリングをやってみました。
自分への質問の数々に、丁寧に答えてゆく、自問自答です。
自己効力感が高まり、やる気が湧いてきます。
「勉強のできない子が、勉強ができるようになるために するとよいことを漢字2文字で考えてください」
運動?睡眠?食事?栄養?環境?愛情?・・答えは「勉強」いたってシンプル。
サッカーが上手になりたければ、サッカーをしろ。
料理が上手くなりたければ、料理しろ。
優秀なカウンセラーになりたければ、カウンセリングをしろということでしょう。
トレーニングは、1日コーチをつけてもらって特訓した成果より、毎日の積み重ねがモノをいう。
「量をこなした奴には、とてもかなわない。 ~量は、質に勝る!~」
ストイックに練習し続ける人を身近で見ているので、この言葉を刻みます。