笑顔浴

優しい時間

だまされる2

2011年11月19日 | Weblog

 

相談を受けるときに、だまされ続けるのもよいという講話を拝聴したことがあります

なんか支離滅裂だなあ、よくわからない話だと感じても

誠心誠意、疑わず懸命に傾聴していると

「これ以上、あなたに嘘がつけないよ~」という日が来るのだそうです。

そのときこそ、真にこころを開いてくれた瞬間かもしれません。

 

初対面の相手に、大切な話ができるわけがありません。

「そんなことでどうするの?」なんて叱られそうな気がして 防衛するのは当然のこと。

だから、嘘でもよし、嘘でなくてもよし。

悩みはご本人が、ご自分で解決してゆけるものですから

サポーターは、右へ行くといえば右へ 左へ行くといえば左についてゆくのみ・・・

信頼関係ができ求められれば、必要なものを提供いたします。

 

だまされてなんぼ と思えるようになるには、法律やマナーに違反していなければ、

必要なときに私は嘘をついてよい。 同様に あなたも嘘をついてよい。

嘘をついても人間の値打ちはかわらない。という価値観を持ちます。

 

目標を立てるとき、半分は嘘かもしれない(やる気がないという意味で)

ところが「~を達成する」という大風呂敷が、思いがけず実現してしまうことがあります。

自信がないとき、孤独なとき、不安で眠れないとき

「私には能力がそなわっている」「私は愛されている」と自己暗示をかけるときも

半分は嘘だと感じています。

それでも、50%の肯定感が それ以上落ち込むのをとどめてくれるので 嘘も大歓迎ですね

 

嘘は真 真は嘘の、わかったようでわからない状態は その境界を追求しようがありません。

嘘を悪いものだと捉えなければ、苦痛は減じます。

その瞬間は真でも、時間がたてば嘘になる場合も

(例)「Aさんこそ最高にすばらしい」→やがて、Aさんより素晴らしい人に出会います

その瞬間は嘘でも、時間がたてば真になる場合も

(例)「こうみえて逆境には強いほうです」→明るさが協力者を呼び、解決に向かうことでしょう

 

苦しくない範囲の 見栄っ張りや 意地っ張りで、私はトラブルを乗り越えてきました。

同様に、周囲の人々のそういうところも理解して、サポートしたいと思っています。

 

 


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