PURPLE DOT(別館)

超個人的備忘ログです。
不定期更新、記憶曖昧、自分にしかわからない記述多々。
ただの参考記録です、ご寛恕ください。

ペントレで思ったこと

2023-06-23 23:15:59 | 雑記とか
ペンディングトレインね。
どうする家康にも出演している山田裕貴氏が主演のドラマなんですけども。
前にハモネプで山田氏が北山氏と共演していたものあって観てたんですけど。

(ただ先に言っとくといっこだけ、いきなり緊急地震速報の音そのまま使うのやめて欲しかった…すずめの戸締まりでは映画公開前に何度も注意喚起してたし音も変えてたからなんとか耐えられたけどテレビからあの音流れてくるのきつかった…)

(そういえばBLUE GIANTも山田氏ですな……)

さて。
話の筋とかというより、なんというかこのドラマで筆者個人的に思った…というか感じたことを製作側の意図とかぜんぜん考慮せずにだらだら書いていきますよ。



わたしは萱島直哉を自分に重ねて観ていた。

希望なんて持ってたって仕方ない。
何かを強く願えば願うほど、それが裏切られた瞬間に心が潰される。スクラップにされた車のように。
そうやって傷付くのが怖いから、もう期待なんてしない方がいい。
信じていたものを失って、どんどん心が黒く染まっていって、ほとんど闇。明かりの届かない暗闇の中。
誰のことも信じられない。信じない方が傷付かない。

そんな時に出会った、自分とは真逆のような人。
自分のことより他人のことを優先して、明るくて、前向きで、みんなに好かれてて、どんな時でも希望を失わなくて…
自分はそんなに前向きになれないよ、きっと自分は希望から見放された星周りにいるんだ、だから自分になんか構わないで…って思ってた。
眩しすぎて、差し伸べてくれた手に触れることすら躊躇った。

それでも、そんな人のことを心のどこかで憧れてしまっていて。
この人にならどんなに悪態をついても…即ち、甘えてもいいんだって思ってた。
今ならそう言える。

やっと心を開けるかな…と思った途端、これは自信を持ってやれるって思っていたことすら奪われて。

そこでどん底みたいな気持ちになって、ずっとぶつかっていた…もとい、ずっと自分の黒い気持ちをぶつけていた相手にまたぶつけて。

…そしたら、相手もふとしたきっかけで心を曇らせていて。
そこではっきりと気付いた。
その人が、自分の希望の光そのものだったってことに。
だから、自分と同じような闇に取り込まれて欲しくなくて足掻いた…


そんな萱島さんだから、最終回に白浜さんと畑野さんに気持ちを素直に伝えられてよかったって思った。

隕石が落ちようが落ちまいが、萱島さんがちゃんと心を開くことができたのは変わらない事実だから。



…ってなところですかね…

ま、わたしには白浜さんとか畑野さんみたいな人なんていないんですけどね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

その前に筆者は萱島さんほど頑張ってもいなかったわ。
とりあえず「ドラマ」って目線で見たらこういうストーリーで萱島さんが救われないなんて有り得ないとは思うけど、自分を重ねてしまった以上、萱島さんには救われてほしかったのでよかったです。自分は足掻いたところで手遅れだったから……

ちなみにこのドラマ、キャストの皆さんが和気藹々としててよかったですね。
山田氏・赤楚氏・萌歌嬢、また何かで共演してもらいたいな。
あと加藤さんと米沢くんのコンビが癒し系だった、いないいないばーする2人、あれだけでも観てほしい…さあどこのシーンだったでしょう(未見の人向けクイズ)。
コメント
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