主鉄写日記

鉄道を中心にデジタル写真を楽しむ
私、bigwest_1965の写真ブログです。

“12200系”? or “あおぞらⅡ”?

2021年02月26日 18時00分00秒 | 近畿日本鉄道

近鉄全線3日間フリー切符を用いて昨日(2/26)乗り鉄を楽しんで来ました。

 

京都→(急行)→大和八木→(快急)→伊勢中川→(伊勢志摩ライナー)→賢島→

(22000系ACE)→近鉄名古屋→(ひのとり)→大阪難波→(快急)→大和西大寺→

(22000系ACE)→京都・・・という行程でした。

 

まずは“伊勢志摩お魚図鑑”を併結した『松阪行き快速急行』に乗車しようと京都から大和八木へ向かいました。

大和八木到着前に何か撮り鉄ネタは無いかと近鉄アプリでチェックしていたのですが26日という事で本日も

天理行き団体貸し切り列車が走っていたのでこれの撮影を押えてから乗車する事にしました。

 

いつもよりホーム端に撮り鉄ファンが多いな?と思いましたが直ぐに納得です。

やって来たのは“あおぞらⅡ”のヘッドマークを掲げた12200系ニュースナックカーだったのです。

道理で人が多かった筈だ、こんなのが来るなんて・・・。

 

真相を知る由も有りませんが恐らく“あおぞらⅡ”への改装が完了する前に団体貸し切り運用が

入った為にこの様な状況になったのではないでしょうか?

でももしもこの姿のままで団体専用車として今後も活躍するのならそれはとても喜ばしい事ですね。

 

撮影後、到着した松阪行き快急に飛び乗ります。

過去、数回撮影したこの列車ですがいつも2410系2連+5200系4連+ロング汎用4連という

10連での運用を見かけていますのでてっきりそれがデフォルト運用かと思っていましたが

本日やって来たのはロングシートのオール10連というがっかり編成です。

思わず後続の伊勢志摩ライナーに乗り換えようかと思いましたがここはぐっと我慢です。

 

大和八木でまさかの12200系との再会にテンションも上がりましたが実は本日のメインは80000系の乗り鉄。

そうです、本日は名阪間をプレミアム車両の最前列で堪能出来たのです!

 

取り敢えず伊勢中川までロングシートを堪能してそこからは伊勢志摩ライナー23000系で賢島へ!

賢島で久し振りの“しまかぜ”の並びを記録して賢島~鳥羽はワンマン各停乗車。

 

鳥羽からは近鉄へのお布施?で再度特急乗車で名古屋へ向かいました。

 

近鉄名古屋16:00発 ひのとり66列車。

 

不鮮明なスマホ画像が混在していますがお許し下さい。

 

ひのとり66列車は8連編成。

乗車した先頭車は80153なので8連編成の中で現在一番新しい編成の様ですね。

 

既に“ひのとり”のレギュラー車両には乗車していましたのでそれとの比較となりますが

乗り心地に関してはプレミアム車両の方が上手ですね。

“しまかぜ”50000系同様にフルアクティブサスペンションを備えており

大きな動揺が軽減されていますので乗り心地は良好ですし静粛性も更に改善されているようです。

どうして全ての車両にフルアクティブサスペンションを備えなかったのかは疑問です。

コスト的なモノが有るのは分かるのですが新たな近鉄特急の看板車両として君臨する存在ならば

ここは頑張って欲しかったですね。

 

プレミアムシートの“しまかぜ”との比較ですが個人的にはリラクゼーション機能を備え

シートの表皮やクッションに柔らかさを感じる“しまかぜ”の方に軍配を挙げます。

ただ、バックシェル構造を備えているのでリクライニング時に後ろの乗客に気兼ねする

必要が無いのは有難いのですが実質的なシートピッチは一般的な構造のシートより広くないと感じました。

これはレギュラーシートに於いても同様な感じですね。

ようやく“ひのとり”に乗りました、但しレギュラー車両です

 

 

“しまかぜ”に比べて全面窓ガラスの桟が少ない為にスッキリした視界を提供してくれていますが

左右のピラーで前面ガラスを支える構造の為かそのピラーはしっかりと幅の広い仕様なので

パッと見の開放感は“しまかぜ”の方が有利ですね。

 

この“ひのとり”ですが今回は編成により主電動機及び制御装置の製造メーカーが三菱電機と日立製作所の

2社の為にスペック上の差異が有るそうですが基本的には21020系アーバンライナーnextや22600系Ace以降と

性能的には同等で充分な脚力を誇ります。

 

130km/hを指すスピードメーター、この速度に至るのは80000系にとって簡単な様です。

在来線における高速運転で定評が有るのはJR西日本の“新快速”ですがこれに用いられる223・225系だと

100→130km/hへの加速はかなりの時間・距離を要しますが80000系はスピードメーターを凝視すると

100km/hを超えても毎秒2km/h程の加速を保ち容易に130km/hに達します。

 

また連続勾配区間での力強さも印象的で新青山トンネル内の22.8‰連続勾配でも80000系は

軽々と120km/hを超える速度でパスします。

改めて近鉄特急の新たなフラッグシップトレインの実力を認識した今回の乗り鉄でした。

 

フルカラーLED照明は終着駅に到着前に青くなると聞いていましたが・・・本当なんですね!

 

今回80000系“ひのとり”のプレミアム車両の乗車を体験しましたが素晴らしい車両です。

プレミアム、それも進行方向の最前列席だけが今だクローズアップされがちですが例えレギュラーシートでも

従来を上回る快適性を備えていますで是非!プレミアム車両に偏向する事無く、この近鉄の

新たな名阪フラッグシップ特急を味わって欲しいものだと強く感じました。

 

 

コメント (2)
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