年の瀬の慌ただしい中、少しだけ遠征した趣味活動。
3月のダイヤ改正の概要が年末に発表され、いろいろ慌ててしまう情報が出てきました。
やばい、これ撮影できてへんのに廃止されてしまう、となったものの一つが特急むろと。
朝と晩に片道ずつの1往復のみでなかなか撮影ハードルの高い列車。
3月までの週末の個人的予定を考えると、年末に多少無理してでも行っておかないとものすごく後悔しそうだったので行ってきました。
天気予報も悪くなく、真夜中に家を出て夜が明ける前に現地入り。が、到着してみると星が見えてません。どうやら雲がかかっている模様。
まだ暗い中、先客の隣に三脚セッティングして待機。
徐々に明るくなってきたものの、残念ながら日が差すことのないタイミングで「むろと」がやってきました。
2024.12.29 牟岐線 桑野~阿波橘 キハ185系 8052D 特急むろと2号
四国色+国鉄色の組み合わせ。
曇っていますが、どうにもならない暗さでもなかったですし思っていたアングルで撮ることができたのでOK。
今回撮影して初めて気づいたのですが、列車番号が8052D。一般的な規則で言うと臨時列車の番号。
これまで毎日走ってきたとはいえ、運転取りやめできる準備はもうできていたとも言えそうです。
そして撮影するのは「むろと」だけではありません。
桑野まで走るキハ47の普通列車が来ますので、当然こちらも狙います。
「むろと」通過から約1時間。この間に天気は良化傾向。それでも曇るか日が差すか、ルーレットするように天気が変化。
そしてやってきたキハ47は、晴れ間の中、個人的にはサプライズ感しかない点検明けでピカピカのタラコ色でした。
2024.12.29 牟岐線 桑野~阿波橘 キハ47 534D
桑野折り返しの普通列車ですので、桑野行も撮影(行先幕は桑野から徳島に変わってしまってました)。
この撮影結果を見て一段絞り込んで明暗のメリハリ出るようにしてみました。
車体色だけではなく、窓配置・窓枠の色等々、国鉄感が色濃く残るキハ47を渋く撮ることできて大満足です。
撮影地は阿波橘駅の400mほど西側の開けた場所。
朝に走る特急むろとやキハ47を順光で捕らえることのできる数少ない場所で、人気の撮影地。
この日は15名ほどが集まっていましたが、窮屈感なく撮れました。
むろと狙いで行ったものの、ピカピカタラコ色という副産物(副産物の方が成果大きい気分)もあり、遠征の疲れも吹き飛びました。
天気も良くなってきましたし、気分よく次の撮影地に移動しました。
つづく。