現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

バベット・コール「トンデレラ姫物語」

2018-04-13 08:52:34 | 作品論
 題名は「シンデレラ」のパロディのようですが、お話は「かぐや姫」や「かえる王子」のパロディです。
 もっとも、原題を直訳すると「うぬぼれ姫」ですから、「シンデレラ」とは全く関係ありません。
 ストーリーはそれほどぶっ飛んでいるわけではありませんが、コミック風の絵がなかなか魅力的です。
 けっきょく姫は誰とも結婚しないのですから、フェミニストで独身主義者の訳者(上野千鶴子)には、ぴったりだったかもしれません。

トンデレラ姫物語
クリエーター情報なし
ウイメンズブックストア松香堂
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