岐阜の画廊 文錦堂

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☆私の一押し作品《酒器・徳利編/池田 省吾 小品展より》☆

2013-08-08 09:00:19 | 工芸
皆さん、おはようございます。

今日も朝からギラギラと太陽が照りつけており、本当に暑いです・・・。(
この暑さの中、いよいよ今日から日本の“夏”の風物詩とも云うべき、 『夏の全国高校野球選手権大会』が始まりますね。
岐阜県代表の大垣日大高校も開会式直後の第一試合で、佐賀県代表の有田工業高校と対戦しますが、悔いのない試合となるよう頑張ってもらいたいと思います。 

さて、甲子園において高校球児たちによる熱戦が始まろうとするなか、元高校球児でもある池田 省吾さんの「小品展」も早いもので中日を迎えました。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、現在開催中の「種子島無比 池田 省吾 小品展」 【~11日()】から選りすぐりの逸品を作品別にご紹介していきたいと思います!!

今日ご紹介する作品も、酒器党垂涎の酒器・徳利編です。 先ずは、種子島特産のサトウキビを描いた人気の織部作品から。
裏面には、裸踊りを楽しむ漁師も描かれており、なんとも楽しげな作風に仕上がっています。



   池田 省吾 作 「織部徳利」 高11.5×径 8.5cm (売約済

続いて、昨日ご紹介した「種子島粉引鬼盃」と対の作品ともいうべき粉引の徳利を。 鬼が金砕棒(かなさいぼう)を振り回す情景を見事に描いています。



   池田 省吾 作 「種子島粉引鬼徳利」 高 9.8×径 8.4cm (売約済

最後は、近年新たに発表され始めた黒織部作品も。 蛙が生き生きと飛び跳ねている様を、黒一色で見事に描いています。



   池田 省吾 作 「黒織部徳利」 高13.0×径 9.8cm (売約済

その圧倒的な描写力で人々を魅了する省吾さんの酒器は、酒宴をさらに楽しくしてくれます。 まさに、晩酌の友にピッタリの酒器と言えるでしょう・・・。

明日は、今展のメイン作品が揃う「茶碗編」です。 乞うご期待!!

コメント
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