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岐阜の画廊 文錦堂

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「太田 梁 一周忌展」会場風景

2014-08-06 17:48:04 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、蒸し暑く、時折強くが降り出す不安定な空模様の1日となりました。 

さて、現在開催中の「黄瀬戸 太田 梁 一周忌展 賛助出品:山口 真人」 【 ~10日()】。
連日、本当に多くの愛陶家の方々に足をお運び頂き、誠に有難うございます。
自らのを引き換えにしたのではないかと思わせるような素晴らしい出来栄えの遺作群に、来場者からは数多くの惜しむ声が寄せられています。

来る日も来る日も釉薬のテストを繰り返し、ようやくその成果が大きく花開こうとしていた矢先だっただけに、太田さんの余りにも早い旅立ちは本当に残念でなりません。
本来であれば、本年10月に彼の個展を開催する予定で有りましたが、この様な形で彼の個展が実現するとは夢にも思いませんでした。

本展を通して、太田 梁という素晴らしい陶芸家がいたということが多くの人々の記憶に残ることを切に願っています・・・。

 「梁のブログ」 より http://blogs.yahoo.co.jp/minotou

それでは、現在開催中の「黄瀬戸 太田 梁 一周忌展」から、太田さんが遺した珠玉の「黄瀬戸」作品が並ぶ会場風景をご紹介致します。





本展では、「銘々皿」「向付」などの組揃のほか、「銅鑼鉢」「輪花鉢」「片口」などの食器も数多く出展されました。
また、壁面には自作による「茶室」「薪窯」のパネルボードも飾られました。





会場奥正面は、黄瀬戸作品による「茶碗」「茶入」「香合」などの茶道具群が整然と並びます。 



 絵画は、 長縄 士郎 画伯(1923 - /日展参与)作による20号「鵜飼」

続いて、太田さんならではの繊細な造形による「花入」「鉢」類が並び、存在感を放ちます。 



最後は、初日でほぼ完売となった酒器党垂涎の「ぐい呑」コーナー。 「ぐい呑」はもちろんのこと、太田さん独特の「注器」にも人気が集まりました。



 掛軸は、太田さんが自らの茶室でよく掛けていた「花は無心にして蝶を招く」

明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を種類別にご紹介していきたいと思います。 乞うご期待!!
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