岐阜の画廊 文錦堂

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次回展DMのお知らせ

2015-09-26 13:45:57 | 工芸
皆様、こんにちは。

シルバーウィークは、いかがお過ごしでしたでしょうか???
我が家は、息子の高校受験や娘の就職活動などで妻の実家に1年以上帰っていなかった為、妻の実家がある静岡県御殿場市でゆっくりと過ごしました。

 静岡は酒どころとしても有名で、お土産に静岡の地酒 青島酒造さんの【喜久酔(きくよい)特別純米】を購入。

さて、次回展のDMが出来上ってきましたので取急ぎご紹介させて頂きます。

次回展は、文錦堂では初の試みとなる「茶碗展」です。 乞うご期待です!!
ー心静かに一服を服するー 茶碗展」 平成27年10月3日(土)~ 11日() 会期中無休

 DM掲載作品:加藤 卓男 作 「正倉院復元三彩茶碗」

此の度、若手人気作家の新作から物故巨匠作家の逸品まで、古今を通じて日本のやきものの中心であり続ける「茶碗」を一同に揃え、展観致します。
また、若手作家には「割高台」というテーマのもと、文錦堂オリジナル作品を発表して頂きます。
数ある美術工芸品の中で、今なお我々の心を惹きつけてやまない「茶碗」による競演を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。

《出展作家》: 池田 省吾、隠崎 隆一、原 憲司、深見 文紀、古谷 和也、矢野 直人、他

《物故作家》: 太田 梁、加藤 卓男、一四代 加藤 康景、西岡 小十、他

※3日(土)、深見 文紀先生在廊の予定です。
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私の一押し作品!!《茶碗・花入・その他編/武末 日臣 展より》

2015-09-26 11:35:08 | 工芸
皆様、おはようございます。
澄み渡る青空が広がる週末の土曜日、いかがお過ごしでしょうか?

シルバーウィークや出張などで、ここ最近ブログの更新がすっかりご無沙汰致し、誠に申し訳ございませんでした。
今朝いらしてくださったお客様にも「最近、更新されていないですね。」と、言われてしまいました・・・。 

さて、大好評のうちに閉幕した先の「~対州~ 武末 日臣 作陶展」
会期中にご紹介出来なかった出展作品の中から、今日も「私の一押し作品!!」と題して選りすぐりの逸品をご紹介致します。

今日ご紹介させて頂く作品は、「茶碗・花入・その他編」です。

先ずは、DM掲載作品の「井戸茶碗」から。
高麗茶碗の一つで、伝世の多くが名物となるなど、最も“格”が高いと称される「井戸茶碗」
この作品も、外側にまわる轆轤目、貫入の生じた枇杷色の釉、竹節状に削り出された高台、高台まわりの梅華皮、高台内の兜巾など見所も多く、まさに高麗茶碗の王者たる風格を醸し出しています・・・。



   武末 日臣 作 「井戸茶碗」 H 8.8×D15.4cm・・・・・(売約済

 高台内の兜巾や脇から荒々しく生じる梅華皮など、見所の一つとなっています。

続いて、俵の器形が印象的な「釘彫牡丹文俵壺」も。 青みがかった釉肌に、釘で牡丹の文様が見事に彫られています。



   武末 日臣 作 「釘彫牡丹文俵壺」 H23.0×D22.3cm・・・・・(売約済

一筆で描かれた鶴が、なんとも上品な趣を漂わせる「粉引立鶴文瓶」も。



   武末 日臣 作 「粉引立鶴文瓶」 H18.6×D12.6cm・・・・・(売約済

最後は、武末先生には珍しい造形作品も。
なんと、武末先生の窯近くの薪置き場に国の天然記念物に指定されているツシマヤマネコの親子が住み着いてしまったそうで、記念に作られたそうです。
武末先生も最初は物珍しく写真を撮りまくっていたそうですが、薪を取りに行く度に威嚇されるそうで、最近はホトホトお困りだとか・・・。(笑)



   武末 日臣 作 「山猫水滴」 H 7.4×D11.0cm・・・・・(売約済
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