皆様、こんにちは。
今日の岐阜は朝から青空が広がり、気温も久しぶりに30度近くまで上昇しています。(汗)
さて、早いもので5日から開催致しておりました「~対州~ 武末 日臣 作陶展」も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
昨日もはるばる北九州市からお客様がいらして下さるなど、会期中は県内外から多くの愛陶家の方々で賑わう素晴らしい個展となりました。
2年ぶり7回目の個展となった今展でしたが、還暦を迎えますます円熟味を見せる武末先生の新作群を存分に楽しまれていらっしゃいました・・・。
それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介させて頂く作品は、昨日ご紹介させて頂きました「井戸」作品以外の「ぐい呑」です。
大酒豪?であられる武末先生ならではの、魅力溢れる「ぐい呑」群をお楽しみください。
先ずは、おおらかで簡素な造形、品格漂う淡い枇杷色の釉肌など、いかにも「奥高麗」を思わせる、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/29/d8fb20f527c09c2e4d5b3339fcfe418b.jpg)
武末 日臣 作 「奥高麗杯」 高 5.3×径 6.3cm (売約済)
続いて、片身替わりの器肌に白黒による象嵌で丸文が施された「狂言袴」作品を。
※狂言袴の名称は、狂言師の袴の文様に似ていることから付けられたとされます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/c2/fef4a2ddc75d651fb54e1f3aa27da070.jpg)
武末 日臣 作 「狂言袴杯」 高 5.6×径 6.0cm (売約済)
さらに、新たに制作された「御所丸」作品も。
※御所丸の名称は、対馬藩が運航していた御所丸という幕府官船で運ばれたことにより付けられたと伝えられていますが、定かではありません。
特徴は、磁器質の素地を用い、半筒で楕円形に歪められた作品が多く、高台脇には面取りのヘラ削り施されています。
また、高台は大きく多角形に削り出されているのが特徴です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/fd/633d43c72a5c086c8e31e7c79b1276f8.jpg)
武末 日臣 作 「御所丸杯」 高 4.7×径 7.2cm (売約済)
使えば使うほどに味を増し育つことで酒器の王者とも呼ばれる「粉引」作品も。 武末先生も、李朝時代の本歌の「粉引盃」を日々育てているそうです。
特徴的な青みを帯びた柔らかな釉肌は、いかにも育ちそうです・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/5e/8e93cc6cc2a317dc0c4c4b36932f1717.jpg)
武末 日臣 作 「粉引吉字杯」 高 3.4×径 7.5cm (売約済)
最後は、鉄分の多い胎土に数種類の釉薬が掛けられている「伊羅保」作品を。
※伊羅保の名称は、胎土に含まれた粒子がいらいらとした質感をなすためと言われていますが、これも確かな所は不明です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/eb/8306c543ca1cd340b521786153406cef.jpg)
武末 日臣 作 「伊羅保杯」 高 3.7×径 8.2cm (売約済)
次回は、「徳利編」です。 乞うご期待!!
今日の岐阜は朝から青空が広がり、気温も久しぶりに30度近くまで上昇しています。(汗)
さて、早いもので5日から開催致しておりました「~対州~ 武末 日臣 作陶展」も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
昨日もはるばる北九州市からお客様がいらして下さるなど、会期中は県内外から多くの愛陶家の方々で賑わう素晴らしい個展となりました。
2年ぶり7回目の個展となった今展でしたが、還暦を迎えますます円熟味を見せる武末先生の新作群を存分に楽しまれていらっしゃいました・・・。
それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの逸品をご紹介致します。
今日ご紹介させて頂く作品は、昨日ご紹介させて頂きました「井戸」作品以外の「ぐい呑」です。
大酒豪?であられる武末先生ならではの、魅力溢れる「ぐい呑」群をお楽しみください。
先ずは、おおらかで簡素な造形、品格漂う淡い枇杷色の釉肌など、いかにも「奥高麗」を思わせる、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/29/d8fb20f527c09c2e4d5b3339fcfe418b.jpg)
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続いて、片身替わりの器肌に白黒による象嵌で丸文が施された「狂言袴」作品を。
※狂言袴の名称は、狂言師の袴の文様に似ていることから付けられたとされます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/c2/fef4a2ddc75d651fb54e1f3aa27da070.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/42/b3/77a27c8eb3dbcd72217c13ddde5799df_s.jpg)
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さらに、新たに制作された「御所丸」作品も。
※御所丸の名称は、対馬藩が運航していた御所丸という幕府官船で運ばれたことにより付けられたと伝えられていますが、定かではありません。
特徴は、磁器質の素地を用い、半筒で楕円形に歪められた作品が多く、高台脇には面取りのヘラ削り施されています。
また、高台は大きく多角形に削り出されているのが特徴です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/fd/633d43c72a5c086c8e31e7c79b1276f8.jpg)
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使えば使うほどに味を増し育つことで酒器の王者とも呼ばれる「粉引」作品も。 武末先生も、李朝時代の本歌の「粉引盃」を日々育てているそうです。
特徴的な青みを帯びた柔らかな釉肌は、いかにも育ちそうです・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/5e/8e93cc6cc2a317dc0c4c4b36932f1717.jpg)
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最後は、鉄分の多い胎土に数種類の釉薬が掛けられている「伊羅保」作品を。
※伊羅保の名称は、胎土に含まれた粒子がいらいらとした質感をなすためと言われていますが、これも確かな所は不明です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/eb/8306c543ca1cd340b521786153406cef.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/ae/dfc9551e99d6155344b2db2ec101c8e3_s.jpg)
次回は、「徳利編」です。 乞うご期待!!