皆様、こんにちは。
三連休最後の祝日(海の日)、いかがお過ごしでしょうか?
東海地方は梅雨も明けて、今日は朝から太陽がギラギラと照り付ける猛暑日となっています。 気温も35度を記録しています。(汗)
さて、暑さに負けず「三連休スペシャル企画」と題して、今日は新たに入荷してきました逸品をご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、“美濃陶”の大家 加藤 孝造(1935- 重要無形文化財【瀬戸黒】保持者)先生の代表作、「瀬戸黒ぐい呑」です。
孝造先生は現在、可児市久々利平紫谷の地で師である荒川豊蔵と同じ半地上式穴窯を築き、「瀬戸黒」や「志野」を生み出されています。
炙りに二日、本焼に四日。
「瀬戸黒」は窯から引き出すタイミングが難しく、孝造先生は色味を一切使わない為、鉄の棒を茶碗の傍に差し込み一瞬出来る陰で釉薬の溶け具合を判断されているそうです。
焼成の途中で焚口から引き出し、水に潜らせ急冷することで生み出された作品は、景色に富み、存在感溢れる佇まいで見る者を魅了します。
平成22年に「瀬戸黒」で人間国宝に認定されましたが、その作風はおおらかな風韻の中に凛たる風格を見せます・・・。
加藤 孝造 作 「瀬戸黒ぐい呑」 H 4.7×D 6.0cm・・・・・(売約済)
人間国宝に認定されて以降は、工房を構える平紫谷の地名が箱書きされます。
加藤 孝造 (かとう こうぞう)
1935年 3月12日、岐阜県生まれ 1951年、岐阜県陶磁器試験場に入り5代 加藤幸兵衛に学ぶ 1962年、日本伝統工芸展初入選
1966年、日本工芸会正会員 1968年、「鉄釉(てつゆう)花器」で日本伝統工芸展朝日新聞社賞 1970年、多治見市に穴窯を築き独立
同年、荒川豊蔵に師事 1990年、美濃陶芸協会会長 2009年、日本陶磁協会賞金賞
同年、瀬戸黒・志野・黄瀬戸の制作・伝承で伝統文化ポーラ賞優秀賞 2010年、「瀬戸黒」で人間国宝に認定
三連休最後の祝日(海の日)、いかがお過ごしでしょうか?
東海地方は梅雨も明けて、今日は朝から太陽がギラギラと照り付ける猛暑日となっています。 気温も35度を記録しています。(汗)
さて、暑さに負けず「三連休スペシャル企画」と題して、今日は新たに入荷してきました逸品をご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、“美濃陶”の大家 加藤 孝造(1935- 重要無形文化財【瀬戸黒】保持者)先生の代表作、「瀬戸黒ぐい呑」です。
孝造先生は現在、可児市久々利平紫谷の地で師である荒川豊蔵と同じ半地上式穴窯を築き、「瀬戸黒」や「志野」を生み出されています。
炙りに二日、本焼に四日。
「瀬戸黒」は窯から引き出すタイミングが難しく、孝造先生は色味を一切使わない為、鉄の棒を茶碗の傍に差し込み一瞬出来る陰で釉薬の溶け具合を判断されているそうです。
焼成の途中で焚口から引き出し、水に潜らせ急冷することで生み出された作品は、景色に富み、存在感溢れる佇まいで見る者を魅了します。
平成22年に「瀬戸黒」で人間国宝に認定されましたが、その作風はおおらかな風韻の中に凛たる風格を見せます・・・。
加藤 孝造 作 「瀬戸黒ぐい呑」 H 4.7×D 6.0cm・・・・・(売約済)
人間国宝に認定されて以降は、工房を構える平紫谷の地名が箱書きされます。
加藤 孝造 (かとう こうぞう)
1935年 3月12日、岐阜県生まれ 1951年、岐阜県陶磁器試験場に入り5代 加藤幸兵衛に学ぶ 1962年、日本伝統工芸展初入選
1966年、日本工芸会正会員 1968年、「鉄釉(てつゆう)花器」で日本伝統工芸展朝日新聞社賞 1970年、多治見市に穴窯を築き独立
同年、荒川豊蔵に師事 1990年、美濃陶芸協会会長 2009年、日本陶磁協会賞金賞
同年、瀬戸黒・志野・黄瀬戸の制作・伝承で伝統文化ポーラ賞優秀賞 2010年、「瀬戸黒」で人間国宝に認定