岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪粉引編/鈴木 大弓 陶展より≫

2016-11-12 13:36:27 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は澄み渡る青空が広がり、朝からポカポカ陽気となっています。

さて、早いもので現在開催中の「―李朝陶― 鈴木 大弓 陶展」 【 ~ 13日()】も、残すところ今日明日の2日間のみとなりました。
明日は、大弓さんも在廊される予定です。 是非、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。 

それでは、今日も「私の一押し作品」と題して、出展作品の中から選りすぐりの逸品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、使うほどに味を増し育つことで人気が高い【粉引】作品です。
中でも、酒器は使い込むに従って柔らかな土肌に酒が染み込み、雨が滲み出たような景色が所々に生まれます。
酒徒は、それを【雨漏り】と呼び、古来より賞玩されてきました・・・。

注:粉引(こひき)
14世紀末に建国された李氏朝鮮王国時代に栄えた粉青沙器の一種。
全面に白化粧土をズブ掛けし、上から透明釉を掛ける手法で、粉を吹いたように見えることから粉吹とも書かれます。



   鈴木 大弓 作「粉引茶碗」 H 7.2×D13.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「粉引陶筥」 H 9.5×D16.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「粉引香炉」 H 8.4×D 8.2cm ¥19,440-



   鈴木 大弓 作「粉引徳利」 H12.7×D10.2cm ¥17,280-



   鈴木 大弓 作「粉引ぐい呑」 H 5.8×D 6.2cm ¥8,640-

明日も、粉青沙器の一種である「刷毛目編」をご紹介致します。 乞うご期待です!!
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