岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪三島編/鈴木 大弓 陶展より≫

2016-11-17 16:44:04 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は朝から晴れ間が広がり、穏やかな陽気となりました。

さて、展覧会が終わり、やり残していた納品作業に追われる毎日ですが、昨日もお客様宅へ納品に伺ってきました。
納品時にお客様のご満足された笑顔を拝見すると、本当に何とも言えない充実感を覚えます。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、先の「鈴木 大弓 陶展」から会期中ご紹介出来なかった逸品をご紹介致します。
今日ご紹介する作品も、粉青沙器の代表的な作品である「三島」作品です。
象嵌によって器体一面に文様が装飾された作品は、素朴ながらも味わいのある趣を感じさせてくれます。
今展では花文様が象嵌された「花三島」がその可憐さから人気を集め、特に升形をした「升ぐい呑」は完売となるほどでした・・・。 

注:三島(みしま)
14世紀末に建国された李氏朝鮮王国時代に栄えた粉青沙器の一種。 生乾きの素地に文様を刻み、黒土や白土を埋め込む手法。 
李朝初期の三島には、印花や線刻文が隙間なく丁寧に象嵌されていたが、次第に簡略化され搔き落としによる彫三島へとなる。



   鈴木 大弓 作「三島升ぐい呑」 H 5.0×D 5.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「三島升ぐい呑」 H 4.7×D 5.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「三島升ぐい呑」 H 5.1×D 5.1cm (売約済



   鈴木 大弓 作「三島盃」 H 4.2×D 8.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「三島盃」 H 4.2×D 7.8cm (売約済

明日は、「その他編」をご紹介致します。 乞うご期待です!!
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