私の一押し作品！！《珠玉の茶碗編／古谷 和也 展より》

皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、爽やかな秋晴れの朝を迎えています。

連日連夜続く、先の「太田 梁 一周忌展」の納品作業もようやく終わりが見えてきました・・・。
納品が大変遅くなっていますが、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。　m(__)m

さて、今週は先週末14日に大盛況のうちに終えることが出来た「～信楽・伊賀～ 古谷 和也 作陶展」の御礼の為、すっかり秋の装いとなった信楽へと出張してきました。

　

真っ先に伺った古谷 和也さんの所では、個展の報告を申し上げたところ、過去最高の成績を収めたこともあって和也さんも大変喜んで下さいました。
来月には、もう次の個展に向けて窯を焚かれるそうです。
昼食では、来月個展を開催して頂く予定の澤 克典さんも交えて、秋の味覚に舌皷を打ちながら今後の信楽焼について熱く語り合いました・・・。

では、今日も「私の一押し作品」と題して、会期中にご紹介出来なかった逸品の数々をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、逸品揃いとなった珠玉の「茶碗編」です。
今展では「信楽」作品と共に、これぞ“和也伊賀”ともいうべく美しく深みのあるビードロ、色鮮やかな緋色による変化に富んだ「伊賀」作品が出展され人気を博しました。



　　　古谷 和也 作「伊賀茶碗」 H 8.2×D12.5ｃｍ （売約済）

　青く窯変し、まるで彗星の様な景色を見せるビードロ（通称：トンボ玉）。



　　　古谷 和也 作「伊賀茶碗」 H 8.2×D11.9ｃｍ （売約済）

　亡父道生先生を彷彿とさせる色鮮やかな緋色。　ビードロと合わさった景色は圧巻です。



　　　古谷 和也 作「伊賀茶碗」 H 7.8×D11.2ｃｍ （売約済）

　見込み部分に溜まり、まるでエメラルドの如く光り輝くビードロ。