皆様、こんばんは。
岐阜は、連日25度を記録するなど夏日が続いています。(汗)
さて、今日もミュージアムピース級の作品が入荷してきたのでご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、名工として名高い四世 秦蔵六(1898-1984)の「塗金銅爵 床置」の逸品です。
注意:秦 蔵六は、青銅器の創作で名高い金工師です。
江戸の文久年間(1861~64)、初代が鉄瓶製作で有名な龍文堂の門下で鋳金の技術を学んだ後に独立。
孝明天皇の御印や将軍・徳川慶喜の黄金印、明治に入ってからは天皇御璽・大日本国璽(印鑑)の鋳造などを手がけました。
代々「蔵六」と名乗り、伝統の鋳金技法を継承しながら金属工芸の第一人者として今日に至っています。
「爵」は、古代中国で主に酒器に使用されていた様ですが、現在は茶会などで床の間に飾る置物として用いられています。
また、煎茶道では香炉に転用することも多い様です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d6/86a4f146ed1ae96a1a69adf9971dedd7.jpg)
四世 秦 蔵六 作 「塗金銅爵 床置」高22.3×径16.3cm (売約済)
優美な造形と所々に施された華やかな塗金や銅器独特の緑青がバランス良く調和しています。
四世 秦 蔵六(はた ぞうろく)
明治31年(1898)京都生まれ。二世蔵六に師事し、四世を襲名する。
東京、大阪で個展開催。 技術保存資格者、京都金属工芸協会長をつとめる。 昭和59年(1984)12月1日歿、87歳。
岐阜は、連日25度を記録するなど夏日が続いています。(汗)
さて、今日もミュージアムピース級の作品が入荷してきたのでご紹介させて頂きます。
今日ご紹介する作品は、名工として名高い四世 秦蔵六(1898-1984)の「塗金銅爵 床置」の逸品です。
注意:秦 蔵六は、青銅器の創作で名高い金工師です。
江戸の文久年間(1861~64)、初代が鉄瓶製作で有名な龍文堂の門下で鋳金の技術を学んだ後に独立。
孝明天皇の御印や将軍・徳川慶喜の黄金印、明治に入ってからは天皇御璽・大日本国璽(印鑑)の鋳造などを手がけました。
代々「蔵六」と名乗り、伝統の鋳金技法を継承しながら金属工芸の第一人者として今日に至っています。
「爵」は、古代中国で主に酒器に使用されていた様ですが、現在は茶会などで床の間に飾る置物として用いられています。
また、煎茶道では香炉に転用することも多い様です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/d6/86a4f146ed1ae96a1a69adf9971dedd7.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/78/a3/a64a4a958eca52e6ceb958c7242e91b6_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/e0/19d47a374245d01e43b218b599f07f1a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/b2/0124d1fec7bb0e84dd3c4ef84a2ac61a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/cb/81e7670da85a5e556427a8487aa6b059.jpg)
四世 秦 蔵六(はた ぞうろく)
明治31年(1898)京都生まれ。二世蔵六に師事し、四世を襲名する。
東京、大阪で個展開催。 技術保存資格者、京都金属工芸協会長をつとめる。 昭和59年(1984)12月1日歿、87歳。
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