岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪澤田 勇人編/NEW Generation展 2016より≫

2016-06-17 14:58:26 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は晴れて気温も上がり、蒸し暑い1日となっています。

さて、早いもので現在開催中の「NEW Generation 展 2016」 【~19日()】も、後半戦へと突入です。
どうぞ今週末は、是非とも岐阜まで足をお運び頂き、次代の陶芸界を担う若き陶芸家たち6人が繰り広げる熱き “競演” をご覧ください。
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、「NEW Generation展 2016」 から選りすぐりの作品をご紹介致します。

今日ご紹介させて頂くのは、笠間焼の次世代を担う旗手としてその将来を期待されている澤田 勇人さんの新作です。
エッジの効いたシャープな造形に象嵌による幾何学的な文様が施された作風は、独特の世界を醸し出し、来場者を魅了しています。
今展では代表作である【赫彩】【赫跡】【風花】作品の他にも、新シリーズとなる【刻陶】が出展され、大きな話題を呼びました。

二日目にして早くも完売となるなど、今展でも大人気となった澤田さん。
来年は、いよいよ東海地方“初”となる個展を開催して頂く予定で、今から開催が待ち遠しい限りです・・・。



   澤田 勇人 作 「赫彩茶碗」H 9.4×D16.0cm (売約済



   澤田 勇人 作 「刻陶茶碗」H 9.4×D12.5cm (売約済



    澤田 勇人 作 「風花酔器」H17.6×D 9.8cm (売約済

   澤田 勇人 作 「風花ぐい呑」H 7.2×D 7.0cm (売約済



   澤田 勇人 作 「赫彩ぐい呑」H 5.4×D11.6cm (売約済

   澤田 勇人 作 「赫跡ぐい呑」H 4.8×D 8.8cm (売約済

澤田 勇人 (さわだ はやと)

1978 茨城県笠間市生まれ 2002年 作陶開始 2003年 茨城県芸術祭美術展覧会入選 2005年 日本陶芸展、日本工芸展入選
2009 日本工芸会正会員 2012年 第40回伝統工芸陶芸部会展にて日本工芸会賞 2013年 第5回菊池ビエンナーレにて「奨励賞」受賞

明日は、今展初出展となる 「谷本 貴 編」です。 乞うご期待!!
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私の一押し作品!!≪西岡 悠 編/NEW Generation展 2016≫

2016-06-16 09:28:27 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、朝から小雨が舞う生憎の天気となっています。

さて、先週末から開催致しております「NEW Generation展 2016」 【~19日()】も、早いもので中日を迎えました。
会期中は県内外から本当に多くの愛陶家の方々にご来廊賜わると共に、今展の特徴として若手作家も数多く来廊されています。
是非とも今週末は、次代の陶芸界を必ずや担うだろう6名の俊英たちによる六者六様の個性溢れる 熱き “競演” をご高覧下さいませ。

それでは、毎展恒例となっています「私の一押し作品!!」
今回も、現在開催中の「NEW Generation展 2016」から選りすぐりの作品をご紹介していきたいと思います。

今日ご紹介する方は、昨年に引き続いての出展となった西岡 悠さんです。
一昨年に、瀬戸の鈴木 五郎氏の下から独立され、恵那市山岡町の地で「黄瀬戸」という大きな壁に挑戦し続けている西岡さん。
「掴んだと思うと離れていきます。」と話されるとおり、窯を焚くたびに悪戦苦闘の日々を過ごされています。
今展でもギリギリまで窯を焚かれ、先に届いていた作品を入れ替えるなど、妥協を許さず諦めない姿勢は本当に頭が下がります。
最近では一番の窯だったいう「黄瀬戸」作品は、油が滲みだす如く艶やかに発色をし、【油揚手】の見事な景色を見せてくれました。



   西岡 悠 作 「黄瀬戸香炉」 H11.5×D10.6cm・・・・・¥81,000-



   西岡 悠 作 「黄瀬戸茶碗」 H 7.4×D11.4cm・・・・・¥91,800-



   西岡 悠 作 「黄瀬戸徳利」 H11.8×D 8.5cm・・・・・¥17,280-



〈写真左より〉

    西岡 悠 作 「黄瀬戸輪花盃」 H 3.4×D 7.3cm・・・・・(売約済

    西岡 悠 作 「黄瀬戸ぐい呑」 H 5.3×D 7.3cm・・・・・(売約済

今展では、「黄瀬戸」作品の他にも「織部」作品も出展されています。



   西岡 悠 作 「織部徳利」 H12.5×D 9.0cm・・・・・¥17,280-

   西岡 悠 作 「織部ぐい呑」 H 5.6×D 8.0cm・・・・・(売約済

西岡 悠 (にしおか ゆう)

1977年、千葉県生まれ 2011年、愛知県立窯業高等技術専門校修了、鈴木 五郎に師事 2014年、岐阜県恵那市にて独立

明日も、昨年に引き続いての出展組の一人「澤田 勇人 編」です。 乞うご期待!!
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「NEW Generation 展 2016」会場奥風景

2016-06-14 18:23:02 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、梅雨の晴れ間が広がる暑い1日となりました。

さて、先週末から始まりました、文錦堂人気企画展「NEW Generation 展 2016」 【~19日()】。
今年もまた将来性溢れる楽しみなメンバーが揃い、六者六様の個性がぶつかり合う素晴らしい “競演” 内容となっています。

それでは、昨日に引続き「NEW Generation 展 2016」の会場風景をご紹介致します。



先ずは、昨年に引き続いての出展となった笠間 期待の星、澤田 勇人さんの作品が並びます。
今展では、澤田さんの代表作である【赫彩】【赫跡】【風花】作品の他にも、新シリーズとなる【刻陶】が出展されました。
多くの来場者を魅了した澤田さんの作品は、2日目にして完売となるほど大人気でした!!



 絵画は、洋画界の巨匠 熊谷 守一(1880-1977)画伯が描いた水彩画「笹百合」(15号)。 

続いて、澤田さんと共に昨年に引き続いての出展となった西岡 悠さんによる「黄瀬戸」作品が整然と並びます。
今展ではギリギリまで窯を焚かれ、先に届いていた作品を入れ替えるなど、妥協を許さず諦めない姿勢は本当に頭が下がります。
最近では一番の窯だったいう黄瀬戸作品は、油が滲みだす如く艶やかに発色をし、【油揚手】の見事な景色を見せてくれます。



違い棚には、今展初参加となる古谷 宜幸さんの「天目」作品が静かに飾られ格調高い空間を演出します。
姿・斑文の美しさなど他を寄せ付けないほどの高貴な趣を放つ天目作品からは、一点一点にかける宜幸さんの気迫が伝わってきます。



最後は、人気の「酒 器」コーナー。 今展でも六者六様の個性溢れる酒器が出展され、多くの酒器党の方々が悩まれていました・・・。



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いております「私の一押し作品!!」を作家別にご紹介していきたいと思います。
乞うご期待!!
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いよいよ「NEW Generation展 2016」開幕です!!

2016-06-13 17:04:08 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、昨晩から降り続いたも午前中には止み、午後からは蒸し暑い1日となりました。(

さて、毎年恒例の文錦堂人気企画展「NEW Generation 展 2016」 【 ~19日()】が、いよいよ始まりました。
初日・二日目・今日と、県内外から本当に多くのお客様にご来廊賜り、改めてこの展覧会に対する愛好家の方々の期待の高さを感じております。
初日には、出展作家の谷本 貴さん、古谷 宜幸さん、西岡 悠さん、吉村 茉莉さん達も駆けつけて下さり、展覧会に花を添えてくれました。
加えて、作家仲間の鈴木 都さんや山口 真人さん達も激励に訪れてくれるなど、大変賑やかな展覧会会場となりました・・・。

それでは、次代を担う若手人気作家6名による熱き “競演” となった「NEW Generation 展 2016」の会場風景をご紹介致します。
明日20:00~弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)でも、今出展作品を順次掲載させて頂く予定ですので、そちらの方もお楽しみ下さい。





先ずは、今展最年少で紅一点 吉村 茉莉さんの「赤絵」作品が並び、来場者を出迎えてくれます。
器体にいくつもの唇が装飾された吉村さんの代名詞的な作品である【口吸い】作品には、多くの来場者が目を奪われました。



 受付横の棚には、魅力的な杯や盃が並びます。

床の間には、古谷 宜幸さんの凛とした趣を放つ「天目」による香炉と茶碗が飾られます。 
掛軸は、日本画壇の巨匠 川合 玉堂(1873-1957 帝室技芸員・文化勲章)作による画賛 「芽立つ」。



吉村 茉莉さんの、現代感覚溢れる独創的な「赤絵」による酒器揃が整然と並びます。



続いては、唐津の新星中川 恭平さんの新作が並びます。 
亡父譲りの「朝鮮唐津」「刷毛目唐津」など、豪快かつ素朴な作風は今展でも人気を博しています。



最後は次代の伊賀焼を担う谷本 貴さんによる、力強いフォルムが魅力の「伊賀」作品が並びます。
今展では、「伊賀」作品の他にも「楽」作品も併せて出展されています。



明日も引き続き、画廊奥の会場風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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DM掲載作品紹介(2)/「NEW Generation展 2016」

2016-06-10 09:04:48 | 工芸
皆様、おはようございます。
今日の岐阜は朝から太陽がギラギラと照り付けており、日中は最高気温も32度まで上がり真夏日となるそうです・・・。(

さて、今週末から本年度文錦堂企画展第六弾!!となる「NEW Generation展 2016」 【 6月11日(土)~19日()】が開催されます。
30~40代の新進気鋭の作家たちによる熱い “競演” で毎年人気のグループ展ですが、今年も魅力的なメンバーが揃いました。
出展作品も、この展覧会を足掛かりとして更に大きく羽ばたこうとする出展作家たちの気概が伝わってくる逸品揃となっています。
次代を担うスター候補生6名による茶器を中心に酒器も含めた熱い競演を、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。
)初日は混雑が予想される為、AM7:00~ 整理券を配布させて頂きます。 整理番号順に順次販売致しますので、ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

それでは、昨日に引き続いてDM掲載作品をご紹介させて頂きます。 
今日ご紹介する作家は、全員が今展初参加組で80年代生まれというフレッシュな三人組です!

先ずは、若手有望株がひしめき合う唐津からの参戦となった中川 恭平(1983年生)さんの作品から。
亡父 中川 自然坊の遺志を受継ぎ、玄海の地で黙々と腕を磨いておられる恭平さん。
割竹式登窯を用いてしっかりと焼き込まれた作品は見事な景色を見せ、新たな“恭平唐津”の誕生を感じさせる仕上がりとなっています。



   中川 恭平 作 「斑唐津ぐい呑」H 5.2×D 7.6cm・・・・・(売約済

続いては、信楽からの参戦となった古谷 宜幸(1984年生)さんの作品を。
亡父 古谷 道生や兄である和也とは一線を画し、焼き締めによる信楽焼とは全く異なる難易度の高い天目に取り組む宜幸さん。
中国建窯で作られた天目に魅せられ学生時代から取り組んできたという天目作品は、緊張感を感じさせ、高貴な雰囲気を醸し出しています。



   古谷 宜幸 作 「天目茶碗」H 7.2×D11.8cm・・・・・(売約済

最後は、「イケヤン☆」オーディションでグランプリを受賞するなど、色絵九谷の新星として注目を集める吉村 茉莉(1988年生)さんの作品です。
現代における赤絵細描の第一人者 福島 武山 氏の下で学び、伝統の技とモダンなデザインを融合させた独自の作風は見る者を魅了します。
最近では、赤絵細描の技術を活かし発展させた「刻々」シリーズを新たに展開されるなど、今後の活躍がますます期待されます。



   吉村 茉莉 作 「赤絵細描 牡丹紋杯」H 8.4×D 5.8cm・・・・・(売約済
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