岐阜の画廊 文錦堂

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私の一押し作品!!≪刷毛目編/鈴木 大弓 陶展より≫

2016-11-13 09:18:46 | 工芸
皆様、おはようございます。
週末の日曜日、いかがお過ごしでしょうか。

今日も岐阜は、朝からポカポカ陽気に包まれて絶好の行楽日和となっています。

さて、早いもので現在開催中の「―李朝陶― 鈴木 大弓 陶展」も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
会期中は、県内外から多くのお客様や大弓さんの陶芸家仲間がいらして下さり、大変賑やかな個展会場となりました。
改めて、素晴らしい作品を発表して下さいました大弓さん並びに、多くの愛好家の皆様方に厚く御礼申し上げます。

それでは、今日も「私の一押し作品」と題して、出展作品の中から選りすぐりの逸品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、昨日ご紹介した【粉引】と共に粉青沙器の代表格である「刷毛目」作品です。
筆で刷いた刷毛の痕跡が妙味となって景色を成す「刷毛目」は、「粉引」同様に使い込むほどに染みが出て愛着を感じさせてくれます。

注:刷毛目(はけめ)
14世紀末に建国された李氏朝鮮王国時代に栄えた粉青沙器の一種。
粉引と同様に鉄分の多い土を胎土とし、刷毛を用いて白泥を塗る手法。 鉄絵が描からたものは、「絵刷毛目」と呼ぶ。
韓国忠清南道の鶏龍山で焼かれたものが殆どなことから「鶏龍山」とも呼ばれ、人気が高い。



   鈴木 大弓 作「絵刷毛目徳利」 H13.5×D 9.8cm ¥17,280-



   鈴木 大弓 作「絵刷毛目片口」 H 7.3×D11.3cm (売約済



   鈴木 大弓 作「絵刷毛目ぐい呑」 H 6.2×D 7.4cm (売約済



   鈴木 大弓 作「絵刷毛目ぐい呑」 H 4.2×D 8.0cm ¥8,640-



   鈴木 大弓 作「刷毛目盃」 H 4.0×D 8.9cm (売約済

明日は、「三島編」をご紹介致します。 乞うご期待です!!
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私の一押し作品!!≪粉引編/鈴木 大弓 陶展より≫

2016-11-12 13:36:27 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日も岐阜は澄み渡る青空が広がり、朝からポカポカ陽気となっています。

さて、早いもので現在開催中の「―李朝陶― 鈴木 大弓 陶展」 【 ~ 13日()】も、残すところ今日明日の2日間のみとなりました。
明日は、大弓さんも在廊される予定です。 是非、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。 

それでは、今日も「私の一押し作品」と題して、出展作品の中から選りすぐりの逸品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、使うほどに味を増し育つことで人気が高い【粉引】作品です。
中でも、酒器は使い込むに従って柔らかな土肌に酒が染み込み、雨が滲み出たような景色が所々に生まれます。
酒徒は、それを【雨漏り】と呼び、古来より賞玩されてきました・・・。

注:粉引(こひき)
14世紀末に建国された李氏朝鮮王国時代に栄えた粉青沙器の一種。
全面に白化粧土をズブ掛けし、上から透明釉を掛ける手法で、粉を吹いたように見えることから粉吹とも書かれます。



   鈴木 大弓 作「粉引茶碗」 H 7.2×D13.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「粉引陶筥」 H 9.5×D16.2cm (売約済



   鈴木 大弓 作「粉引香炉」 H 8.4×D 8.2cm ¥19,440-



   鈴木 大弓 作「粉引徳利」 H12.7×D10.2cm ¥17,280-



   鈴木 大弓 作「粉引ぐい呑」 H 5.8×D 6.2cm ¥8,640-

明日も、粉青沙器の一種である「刷毛目編」をご紹介致します。 乞うご期待です!!
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私の一押し作品!!≪鉄釉編/鈴木 大弓 陶展より≫

2016-11-11 12:55:19 | 工芸
皆様、こんにちは。

今日の岐阜は、昨晩降った雨も止み、朝から雲一つない青空が広がっています。

さて、早いもので現在開催中の「―李朝陶― 鈴木 大弓 陶展」 【 ~ 13日()】も、残すところあと3日間となりました。
昨日も切れ目なくお客様がお越し下さるなど、連日多くのお客様で賑わっています。
今週末の天気は、全国的に晴れて絶好の行楽日和となるそうです。
日曜日には、大弓さんも在廊される予定です。 是非、皆様お揃いでご高覧賜りますようご案内申し上げます。 

それでは、今日から「私の一押し作品」と題して、出展作品の中から選りすぐりの逸品をご紹介していきたいと思います。
今日ご紹介する作品は、DM掲載作品としてもご紹介するなど、大弓さんが今展で最も力を注がれた【鉄釉】作品です。
登り窯によって個展ギリギリまで焚かれた作品には、の洗礼を浴びて漆黒の釉肌に様々な窯変の景色が生み出されています。
幽玄な趣を漂わせる作品からは、大弓さんの文錦堂初個展に掛ける静かな闘志が伝わってきます・・・。

先ずは、DM掲載作品から。



   鈴木 大弓 作「鉄釉経筒花入」 H23.5×D10.6cm (売約済

 炭化した薪の灰が、荒々しく降り注がれた蓋。



   鈴木 大弓 作「鉄釉経筒花入」 H24.7×D10.2cm (売約済

 緑色を帯びた蓋。 焼成の条件によって、彩りが変化します。



   鈴木 大弓 作「鉄釉水指」 H18.0×D19.8cm (売約済



   鈴木 大弓 作「鉄釉片口」 H 9.0×D11.6cm (売約済



   鈴木 大弓 作「鉄釉盃」 H 5.5×D 6.6cm (売約済

明日は、「粉引編」をご紹介致します。 乞うご期待です!!
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「ー李朝陶ー 鈴木 大弓 陶展」会場奥風景!!

2016-11-09 10:53:48 | 工芸
皆様、おはようございます。

今日の岐阜は、強風が吹き荒れる寒い1日となっています。

さて、現在開催中の「―李朝陶― 鈴木 大弓 陶展」 【 ~ 13日()】ですが、連日多くのお客様に足をお運び頂いております。
また、今展では大弓さんの人柄の良さもあって作家仲間も多く来廊されています。
昨日も深見 文紀さんが、そして今日は谷本 貴さんも来て下さいました。

それでは、会場奥風景をご紹介致します。



会場奥正面には、椿が活けられた「絵刷毛目俵壺」と共に「茶碗」「水指」が整然と並び、会場全体を引き締めます。



 絵画は、高山 辰雄(1912-2007 文化勲章・文化功労者)4号「二日月」。

続いて、「白磁壺」「絵刷毛目花入」、そして「井戸茶碗」などの茶碗類が存在感を放ちます。



違い棚には、「鉄釉経筒花入」「白磁陶筥」「粉引香炉」などが並び、凛とした趣を演出します。 



最後は、「酒器」コーナー。 李朝陶ならではの多種多様な酒器が揃い、酒器党の目を楽しませてくれています。



明日からは、多くのお客様方から大好評頂いている「私の一押し作品!!」を作品別にご紹介していきます。 乞うご期待!!
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「~李朝陶~ 鈴木 大弓 陶展」開幕です!!

2016-11-07 20:55:10 | 工芸
皆様、こんばんは。

今日の岐阜は、爽やかな秋晴れの1日となりました。

さて、5日より文錦堂初開催となった「―李朝陶― 鈴木 大弓 陶展」 【 ~ 13日()】が、いよいよスタート致しました!!

初日・二日目と天候にも恵まれ、県内外から多くのお客様方や作家仲間たちが足を運んでくださるなど大変賑やかな会場となりました。
大弓さんも二日間会場に詰めて下さり、緊張した面持ちながらもお客様方と親交を深めていらっしゃいました。

明日 8日(火)20:00~ 弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、今出展作品を順次掲載し販売させて頂く予定です。

それでは、素朴で控えめながらも独特の存在感で見る者を惹きつける大弓さんの個展会場をご紹介致します。
ギリギリまで窯を焚いて下さるなど、文錦堂初個展に相応しい“気合” の入った新作群を発表して下さいました。





入り口正面は、粉引・絵刷毛目・鉄釉による【片口】と共に【三島扁壺】が、来場者をお出迎え致します。



床の間を飾る作品は、今回の個展で大弓さんが最も力を注いだ鉄釉による「鉄釉瓶子」。 漆黒の釉肌に秋菊が良く映えます!! 
掛軸は、岐阜県の名産「富有柿」を描いた、土屋 禮一 画伯(日本芸術院会員・日展副理事長) 作 「富有柿」。



湯呑や皿、向付など、素朴で味わい深い食器群も数多く出展されています。 





壺や花入、鉢などの一品作品が整然と並び、会場を引き締めます。



明日も、会場奥風景をご紹介致します。 乞うご期待!!
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