歴史まとめノートの続きです。続きなので、番号が4から始まります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4 室町時代を詳しくみていく3
(1)戦国時代の始まり
1: 守護大名の対立
6代将軍足利義教の死後に対立した
2: 応仁の乱
8代将軍足利義政のあとつぎなどをめぐり、細川氏と山名氏の対立が深まる
↓
応仁の乱がおこる(1467年)
・京都の町でおこる
↖朝廷・幕府のある政治・経済の中心地
・多くの守護大名を巻き込む
・11年も続く
3: 応仁の乱の影響
応仁の乱の戦乱は全国に広がる
↓
各地の守護大名が領地の拡大のために戦う
家臣に倒される守護大名もいた←下剋上
↖下の地位の者が上の地位の者に対して強く要求したり、
倒したりすること
⇒室町幕府の勢力のおとろえ
※応仁の乱をきっかけに始まった、約100年におよぶ日本全土における戦乱の時代を戦国時代と呼ぶ
(2)各地の動き
1:土一揆・・室町中~後期にかけて発生した民衆の政治的要求活動のこと。
農民(土民)と一致団結(一揆)した行動。
<土一揆の例>
◎正長の土一揆(1428年)
・農民が起こした初めての一揆
・近江(滋賀県)の馬借や京都周辺の農民が徳政令を出すよう幕府に要求
↖借金の帳消しを命じる法令
・酒屋や土倉に押しかけて、借金証文を破り捨てる
2:自治を目指す動き
・国一揆
地元に住んでいる小領主たちが、荘園領主や守護に対抗しておこした一揆
<国一揆の例>
◎山城国一揆
・山城(京都府)で起こる
・村人が地侍を中心にまとまり、守護大名の軍勢を押し出し、8年間にわたって自治を行う
・一向一揆
・近畿、北陸、東海地方で、地侍と農民が一向宗(浄土真宗)の信仰で固く結びつき、
荘園領主、守護大名に対抗した一揆
<一向一揆の例>
◎加賀の一向一揆
・加賀(石川県)でおこる
・一向一揆の軍が守護大名を倒し、約100年間も自治を続ける
・町衆による自治
↖有力な商工業者
<町衆による自治の例>
京都、堺(大阪府)、博多(福岡市)
(3)戦国大名の出現
・戦国大名とは?・・下剋上の風潮の中から、守護大名の地位を奪って、
実力で領国を治めようとした大名のこと。
・戦国大名が行ったもの
・城を築き、有力な家臣や商工業者を集め、城下町をつくった
・分国法を定めた戦国大名もいた
↖領国内を統治するために制定した法
※力をもった戦国大名の中から、京都にのぼり、全国支配を目指すものも現れた
↖政治・経済の中心地。朝廷・幕府がおかれている。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は以上です。今回で室町時代の政治分野の内容は終了です。
残りは文化です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ランキングに参加しております。ぽちっと押して頂けるとうれしいです。