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今回は、中学以降の数学および私立中学入試用算数の計算ノートの取り方についてです。
計算ノートの取り方とは、特別につくるノートという意味ではなくて、計算問題を解くときのノートの正しい使い方という意味です。
暗算をするのが良いとか、ノートは教科書のようにきれいな状態が良いと思いこんで、計算を省略する子がいます。
小2ぐらいまでは、掛け算を暗算でいう練習(ににんがし、とか言わせて覚えさせますよね?)をしたり、はやく計算できる子がかっこよく見えたりします。
たしかに、はやく計算するにこしたことはないし、目でぱっぱとできる方が効率が良いとは思います。
でも、そのように出来るようになるには、大量の計算をこなした努力の結果で得られるもので、
「計算式をかかない・暗算できる子=頭がいい子」と思って、
その形だけ真似ても、自分の計算力は上がりません。
努力して計算ができるようになったから、その子は頭が良いのです。
たしかに、生まれながらにして計算が得意な子はいます。でも、大半はそのようではないので、努力が必要です。
また、私はかならずしも暗算することが一番良いわけではない!と思います。
要は、「制限時間以内に正しい答えが出せば良い」のです。
ですので、私は、式はしっかり書きますし、暗算はすぐにしないで、ひっ算の式も書きます。
そうするのことで、頭の中がしっかりとまとめられますし、ミスが防げるからです。
細かい書き方については、上の画像を参考にしていただければ良いと思います。
中学以降の数学(私立中学入試での算数)でのノートの書き方のポイントを挙げておくと、
①イコールの位置をそろえる
②元の式は必ずノートに写してから計算を始める
③むやみに暗算しない。通分のメモ・ひっ算のメモはする。
④計算式の一部の数字の計算をする際は、元々の計算式をする場所とは別の場所で計算する。(区切り線をあらかじめ書いておくと、なおGOOD)
⑤ひっ算をするときは、「+」「-」「×」「÷」の記号を省略しない。また、繰り上げの数字も書く。
最初は、「そんなめんどいことを・・。」を思われる方もいらっしゃるとは思いますが、計算をしっかりしよう!という気持ちをもってしっかりやれば、できるようになります。
勉強は、こちらが真剣に考えてまじめにやっていれば、効果が表れやすいものです。ですので、がんばっていってほしいと思います。
※別のコラムで、「やっちゃいけない計算ノートの書き方」というのも後日アップ予定です。
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