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中学定期テストの勉強の仕方5 国語の勉強

2011年08月13日 10時11分41秒 | 中学校の定期テストについて

事前予約投稿です。

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さて,今回は8月からスタートしたシリーズ「中学の定期テストの勉強の仕方」第5弾

 

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「中学の定期テストの勉強の仕方」 第5回 国語の勉強の仕方

<はじめに> 

定期テストの勉強の仕方は人それぞれですし,

塾や家庭教師の方々が定期テスト対策の授業をして,

それに従って勉強される方もいらっしゃいます。(←それでOKです。)

 

ここで,語る勉強の仕方は,

自宅で勉強する&内申「5」を取るのを目標にしたお勉強方法

について私なりの考え方で語りたいと思います。

 

<本題>

第1回は,テスト一週間前までに何の教科をどのように勉強するか,の全体像を話しました。

第2回からは,各教科の平常~テストまでの勉強の私なりの仕方をお話したいと思います。

今回は国語です。

 

実は国語はもっとも,点数を上げづらい教科です。

そして先生としては,一番教えずらい科目でもあります。

 

よく「自由な発想が大切だから」とか「人それぞれで感じ方が違うから」という理由で,

「国語には明確な1つの答えはない!」という人がいますが,

私はそれは違うと思います。

 

ただ,数学や社会のように,すべての内容に「答えは1つ」ではないのは確かです。

国語は

A「共通する1つの答えがある」箇所と,

B「個人の自由な答え」の箇所が

あるのです。

 

テストではA「共通する1つの答えがある」箇所を中心に出題されます。

 

たとえば,漢字・読みの書きとり,言語の意味などの単純暗記もの,

「これとはどういうことか,文章中から7字で抜き出せ」とかの指定されたもの,

また,時々「個人の自由じゃん!」と勘違いされがちな

「下線部①の主人公の気持ちはどれか,ア~エから選べ」などもそれに入ります。

 

これらは,文章のどこかに,その答えの根拠になる部分があります。

だから,答えは1つなのです。

 

学校の授業でも,その1つの答えを導くために,文章内容を説明していきます。

 

 

では,Bの「個人の自由な答え」の箇所とはどういうところか,というと,

たとえば「この後,主人公は別れた友達とどうなったと思うか。」とか

「「秋」をテーマにした排句を作れ」などの創作系です。

こちらは,授業内や宿題で出題し,プリントで提出することが多いです。

まれにテストでも出ますが,2~3問です。

 

しかし,この「自由」な創作も,ある程度,決まりがあります。

それは,その文章(物語)の意図をしっかりと汲み取った上での「自由」創作だということです。

奇をてらったり,物語の主題から大きく外れたものはダメです。

なぜダメかというと,それは「国語の能力」によるものじゃないからです。

 

 

私は「国語」とは「具体的な内容から相手を理解する」能力を育て,

それに基づいて自分がどう行動していくか,を育てる科目だと思います。

 

だから,国語を勉強するには「理解」を一番に心がけるべきです。

その際に,言葉の意味がわからなければ,文章は理解できないので「国語辞典」を引きます。

 

ーー

では具体的にテスト前までにどう勉強していくべきか,お話したいと思います。

 

まず,国語も予習した方が良いです。

ただし数学や英語ほど時間がかかりません。

予習すべきことは「言葉の意味調べ」だけでかまいません。

その「言葉」は,教科書の下に抽出してある言葉だけでオッケーです。

「意味調べ」をしたら,ノートにきちんと意味を写し,学校の授業でそれを見ながら,内容を理解していきます。

 

 

そして,テスト一週間前。

1:まず,学校のノート(や教科書ガイド)を片手に,教科書を読み,内容理解を深めていきます。

 

2:そのあとで,市販の問題集を解きます。

そうすると,何がどんな形で出題されているかわかります。

 

3:そこで,その問題集を見ながら,教科書に描き込みをしていきます

同内容を「=」で結んだり,「それ」「これ」の内容(ずばりそのもの,もしくはヒントとなるもの)に

矢印をつけたり,漢字や意味を聞かれるものにマーカーをつけたり,と。

 

これはあまりやっていない生徒さんが多いのですが,意外と効果ありますよ!

 

これらの作業を,テスト2日前までに終わらせます。(理想はテスト5日前まで)

 

4:そして,テスト前日,書きこみをした教科書をもう1度読みなおします。

書きこみをしていたら,問題のシュミレーションをしながら勉強できるので便利です。

 

また,余裕があれば,問題集も解きなおす方が良いでしょう。

 

 

 

以上が私なりの国語の勉強の仕方です。

「国語」は先述したように,なかなか点数が上げずらい科目です。

なので,すぐに効果が出ないと思いますが,「理解」することを心がけることで,

徐々に安定した成績になっていくので,あきらめずにがんばりましょう!

 

 

 

 

※こちらは私個人の意見ですので絶対のものではありません。

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