事前予約投稿です。
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さて,今回は8月からスタートしたシリーズ「中学の定期テストの勉強の仕方」第3弾。
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「中学の定期テストの勉強の仕方」 第3回 英語の勉強の仕方
<はじめに>
定期テストの勉強の仕方は人それぞれですし,
塾や家庭教師の方々が定期テスト対策の授業をして,
それに従って勉強される方もいらっしゃいます。(←それでOKです。)
ここで,語る勉強の仕方は,
自宅で勉強する&内申「5」を取るのを目標にしたお勉強方法,
について私なりの考え方で語りたいと思います。
<本題>
第1回は,テスト一週間前までに何の教科をどのように勉強するか,の全体像を話しました。
第2回からは,各教科の平常~テストまでの勉強の私なりの仕方をお話したいと思います。
今回は英語その1です。
英語は,話したい内容が多いので,2回に分けます。
今回は,英語の勉強姿勢について。
英語は,学校の授業の形式と実際にテストで点数を取れるやり方が,
もっとも離れている教科だと,思います。(私は,ということです。)
すべての学校ではないですが,
中学の英語の授業って,「楽しく学びましょ!」とか 「ある程度,ほんわかして訳せればいいよ。」という
雰囲気のものが多いです。英会話ができなければ意味がない!いう授業の場合も。
でも,実際の定期テストは,教科書の単語・英文をしっかり覚えてないと解けないものばかり。
仮に定期テストでは先生独自の授業スタイルに沿ったテストになっていたとしても,
それでは受験では解けない。
ですので,「ちゃんと論理的に理解して,点数をしっかり取る」という
昔ながらの勉強方法をお話したいと思います。
(英語教育に関しては,今までももときどきつぶやいていますのそれはここでは省いて)
① まずは,何よりも大切なのは,英単語を覚えること。
しかし,英単語はただなんとなく覚えてはダメです。
品詞を分けて覚える,しっかり発音して覚えるです。
時々,発音しず,アルファベットを順番に言って覚えようとする生徒がいますが,
それが通用するのは中1までです。
たとえば,playという単語を,p (ピー)l(エル) a(エー) y(ワイ)と言いながら覚えてはダメということ。
それでは,すぐに忘れる。playという単語をみながら「プレイ」と発音して覚えるようにしましょう。
そうすると,無意識に「a」の部分は「エイ」と発音するんだ,ということと理解し,
初出の単語も発音を知らないのに読めるようになったりします。
また,「英単語→日本語」,「日本語→英単語」のどちらからでも書けるようにします。
中1のうちは,まだ英語というものがどういうものかがわかっていないので,
動詞・名詞などの品詞分けをして覚える必要はありませんが,中2からは最初は大変でしょうが,
品詞分けをして覚えましょう。
② つぎに英文を覚えます。
その際も,英文そのものを丸暗記は×!
各レッスンで習った文法と照らし合わせ,文章を組み立てて,覚えます。
たとえば,「I play soccer.(私はサッカーをします。)」という英文を覚えるとします。
その際に,ただ「I play soccer.」と覚えても意味がありません。
なぜなら,「あなたは野球をします。」とか「私はサッカーを好きです。(サッカーが好き)」という文に
なったときに,IをYouに, soccerをbaseballに, playをlikeに置き換えられないから。
この場合は,一般動詞を習うときに覚える英文です。
その際に,一般動詞のあとに「~を」の単語が来る,ということを習います。
また,それ以前に,英語では主語が文章の始めにくる(正式には主語・動詞の順番で)ということを習っています。
そこで「私は」が主語だから,最初は「I」を書く。
そして,そのあとに「(します)+(~を)」の順番だから「play soccer」と理解し,
そのあとで,英文→日本文,日本文→英文,のどちらかからでも書けるようにします。
これは,最初「こうしてね!」というと,すごく生徒にめんどくさがれることが多い。
とくに,学校では「楽しく」「表面的」に習っている生徒だとよけいに「そんな風にしても意味がない!」と
言う子が多い。
でも,その通りにしていくと,大学入試まで対応できる力が育ちます。
(勘が良い子だとなんとなく覚えても,高校入試までは大丈夫なんですが,
高校の英語でガクンと落ちることが多いです。)
③さいごに
受験英語の勉強では確かに英会話はできません。
でも,学校教育は,英会話をすることが目的ではないと思うんです。(私は,という意味で。)
日本語とは違う言語の法則を理解することで,「自分とは違う価値観を理解する力を育てる」ことだと。
「他人を理解」することは大人になってすごく重要。
「他人が理解できた」ら,ケンカもないし,戦争だっておこらない。
だから,英語でそれを育てれたら,と。
ただし,英会話の能力を育てるのも必要なのはわかるので,元来の「英語」に入れ込むのではなく,
「英会話」という授業を,主要5教科ではなく実技4教科に入れるといいのに~と思っていたりします。
さて,では次回は,テスト前までの英語の勉強の仕方についてお話したと思います。
※こちらは私個人の意見ですので絶対のものではありません。
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