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カッピングって何ぞや? 

2018-11-21 | ◆日記・エッセイ・コラム

 

私にとって真理であるような真理を発見することが必要なのだ。しかもその真理は、私がそのために生き、そのために死ねるような真理である。

キルケゴール

 

ご存知、英国の紅茶のブレンダー

 日本の伝統

 日本茶の場合

 色と香りはわかります。

あるアメリカ系チェーン店では店員を研修制度で喜ばせ「ブラックエプロン」なるものがあるようだ。いかにもアメリカ人が考えた、柔道の「黒帯」ブラックベルトパロディである。だから社内だけで通用する。ただの従業員を定着させる手段ではある。

自由の国では、社会的なヒアラルキーこそが、収入の差である。だから会社内にも身分の差を作る。

さて、三重県もお茶の産地ですから、写真のような品評会が昔から仲買人により行われてます。イコールコンデションで作為なしで色と香りを見る為の手段、それはつまり最小公約数的な比較です

作為なしでブラインドで一度にイコールコンデションという条件ではこれしかないのです。

これが伝わったかどうか、醗酵茶が「紅茶」と呼ばれ英国でも、ブレンド技術こそが、ウィスキーと同じ大量消費の時代の重要な技術となり

「ティーブレンダー」なる専門職が誕生し、かの国の最悪のマナーである「ズルズル」啜って香りをたたせます。この職業だけではそれは許されます。

時は移って20世紀も暮れ、伝統の制度も家元も、作法の規範もないアメリカでは、本家に学べ的に、それを【コーヒー】でやろうと企み金儲けの制度に変換することに成功。

イタリア本家でもやっていないことを、【作法化】して組織的な展開を見せます。

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賢い諸兄はもう気がつかれたと思いますが、何度も書いてる「イーコールコンデション」の場合です。 この技術は総合的ではなく、ある一定の基準で計ることはできますが、焙煎度が違えば全く違う味になるコーヒーをトータルで推し量る技術ではありません。

紅茶では、「ブレンド」の技術の基礎です。

ウィスキーも「ブレンド」の技術の基礎。

日本のお米屋さんも、老舗ではやはり「ブレンド」が一番美味しいのですが、最近は「新米」が人気で、新米は新米の香りがします。美味しいのは「ブレンド」だったのですが、今のマーケットには通用しないのです。

日本のお茶も「闘茶」から、個々の茶を当てる技術があるとすれば、その個々が分かればこそブレンドにも応用できるのでしょう。

私は、シングルモルトは飲みません。基本的に「ブレンド」です。「アア、ブレンド変えてきたな」くらいは判ります。それがマーケット的かどうかの裏の事情は判りません。メーカー間のM&Aが進みブレンドの重なる場合、マーケットの変化もあるでしょうし、それ(その戦略)は業者しかわからない。

この場合は私は一消費者ですから、実はほとんど判らないのです。だからウィスキーで薀蓄言ってる野郎なんてのは,雑誌の切り売りしてるだけなのです。これも同じく現地に行かなければ判らない。ピートの香りを嗅泣ければ、本当の事は判らない。

だから、私の行く店は、現場に行ってる親父の店です。

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さて、本題に戻ります。何が本題ナノかが?本題です。(橋本治的ですな)

本題。

社内制度の「ブラックエプロン」は柔道の黒帯のパロディです。

楽しむのはいいけど、信じちゃいけないよ。ってことです。

スタバの従業員は他所の店でも私の店でも、ところかまわず「ズルズル」やるからみっともない。音たてルナ。よ~~。イコールコンディションで比べないから実は、個別でブルズル意味ないのだよ。

因みに、私も焙煎豆は、イーコールコンデションで焙煎してません。こんな簡単なことはアメリカ人には伝わらない。

「カフェ坊」の店のブレンドはマーブルチョコレートみたいに色トリドリです。これは「馬鹿」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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