■コーヒー豆は焙煎直後は美味しくありません。(誰でも知ってますね)それが徐々に変化してゆき、4日目あたりが、香も味もピークだと思います。
そこから、少しづつ下ってゆく感じではありますが、マタリはまた時間がたてば、違う山を登ってゆき、色々な山がある感じがします。
要するに、色々な顔を持っている。
個人的はモカ・マタリが一番好きですね。
誰でも、好きな産地を選べる時代になりました。 幸せな事です。コーヒーはアラビア半島を起源に広がりました。(アラビカ種)
その特徴は【酸味】です。 その【酸味】を知る(あの舌の上で消えてゆく快感ですね。)
そういうコーヒー豆が入るようになったのは最近のことです。
好きになればなるほど、【酸味】感じなくなるディレンマに陥ります。
そこで、ティピカ種でベンチマークが必要になります。
コロンビアのティピカ種で
パシオン・デ・シエラをそれに据えてます。
これが美味いいと思わないと、もうアラビカ種を飲む意味はありません。
残念ながら「深煎り」派には判らないことが多い。
もちろん、それもコーヒーの顔でもあります。ストレス社会ですからこれからも「深煎り」の需要は増えてゆくでしょう。
勿論、当店でも5種類の深煎りがあります。
■自由です。これが基本です。だから不文律です。
世界中から色々な情報やモノが毎日入って来ます。意識も技術もどんどん変化してゆきます。
その場でじっとしているには2種類あります。
日々、研鑽しながらも進歩し、現在が最良と判断している人々(銘店など)と、
昔のまま、ただ現状維持ののままの人々。
しかし、その他の事々では沢山の差異があるかもしれません、だから同じ位置に見えても違う。