【01】 プロバット(PROBAT)を購入される前に知るべきことは多いです。時間があれば是非一読下さい。焙煎が判っていれば理解出来ますし、「ゴミ取り」をハンドピックなんて誤唱してるようじゃ、多くの場面で騙され続けてしましますよ。
自営業とは、その覚悟の問題です。
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【02】焙煎業を始める方で、最初からプロバットでという方も多くなってるということです。特に海外ではそうですね。
当然ですが、アメリカと欧州の老舗とではその焙煎そのものの考え方は違います。
自家焙煎でエスプレッソを提供している店で考えても、日本のスッパプレッソとエスプレッソイタリアーノを標榜している店では、根本的に大きく違います。正直、誰もスッパプレッソを美味しいとは思っていないのではないでしょうか?
それがサードウェーブも勘違いです。
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【03】イタリアでは自家焙煎は少ないです。それはコーヒーの提供が【エスプレッソ】だけだから、必然、焙煎もほとんど同じだからでしょう。
あれだけお店が多いと大手の豆専業メーカーが存在する意義があります。
【04】日本には、色々な抽出があります。それは水が硬くないからですが、ネル・ペーパードリップ、サイホン、エスプレッソ、他がありますから、焙煎の度合いもそれぞれです。
それぞれの理屈に、それぞれの屁理屈までもがついて来ますから、コーヒー焙煎を勉強するにしても、そのお店が何を基準にしているか?を考えないといけません。
【05】 メリタさん(ドイツ)のペーパードリップの根本理論はあまり知られてません。一人前8gです。で挽き目は細かい。
だから現在もスーパーで販売される粉になったコーヒーは非常に「細かい」のです。暗黙の基準。
当店の焙煎豆は焙煎度はもっと浅いし、挽き目は大きさで言えば4倍粗いです。8gでは絶対に出ない (当店ではぎりぎり13g)
そして、洗ってあるから上品です。
スーパーで買ってるお客様の嗜好には絶対に合いません。-8~10Gでは無理、おまけにハリオV60なんて使われた日にゃ、アンタ・・・もう
【06】 2ハゼ入れるならどんな焙煎しようと同じです。適当でも大丈夫です。仕入れの豆の味に左右される度合いが大きいです。
焙煎云々以前の問題です。仕入れです。欠点豆のピックアップではないです。
今時、そんなことせざるを得ない豆を前に、コーヒー焙煎を語ること自体、噴飯ものです。人をなめてます。
【07】 さて、ドイツで製造されるプロバットと、日本で製造されるフジローヤルでは根本の成り立ちから多少違います。
私なりに表現すれば、ガチガチの4駆動と、街の中も走れる四駆の違い。これは性能差ではないですね。
「フレキシビリティー」の差になって表れます。
だから、プロバット所有者がもしフジローヤルを貶せば、その人は自慢だけで全く焙煎機が判ってない人です。
日本の機械には日本の事情が多々あります。電気代が高い日本です。「動力」という三相200Vをわざわざ引くことは多くのお店、特に若い人はしませんね。ここから違います。が、それが焙煎機の柔軟性にも繋がっています。
どういうことかというと、
【08】フジローヤル5㌔機では、600gから焙煎が可能です。
PROBATでは2㌔(メーカー推奨は3㌔)です。
これはどうしてか?理解出来ますね?
優劣の問題ではありません。思想の違いです。
強力なエンジンとブレーキがあるので、ノーマル5㌔にソフトウェアの自動運転プログラムが設置出来るのがプロバットです。
この性能故に、「暖気運転は不要」なのです。わかりまっか?
【09】
当店が試行としてプロバットの焙煎モーター&ファン(三相200V)をインバーター制御するのは、上記で比喩したブレーキを下方制御するということです。アクセルは出来るわけです。
これは日本人の思考なのです。ドイツ人は多分しないです。彼等は多分、企画・設計・実行が同一です。
【10】
焙煎を直火・半熱風どっちが美味いなんて書いてる奴は、焙煎が判っていない。直火はチャフが燃えます、スモーキーになります。
私は直火でもチャフを燃やしませんから、直火・半熱風でも同じです。
第一、それを評価する土台のまったく同じ焙煎曲線を実行出来る人は少ない。
そして、第一に2台持っていないと判らないわけです。
プロバットは半熱風と書いてあっても95%熱風です。この現実に反論して下さい。ムラなく世界中が煎ってる豆に反論をそうぞ~~
【11】
プロバットは高性能過ぎて、焙煎機の基本を学ぶことが出来ません。
焙煎には基本も応用もありません。焙煎があるだけです。
だから、プロバット講座でも基本はフジローヤルのR-101を使います。
【12】
この段階で、プロバットと同じ焙煎をしながら、色で焙煎を判断するのは最低の焙煎という常識を学びます。常識とはその住む世界で変わりますから、当講座の場合は、自然科学(法則)の世界、世界の焙煎を基準にします。だから、アメリカの程度の低い焙煎は論じません。
【13】
暗闇では色は見えませんね?これは誰も判りますね。馬鹿にするな!といわれます。つまり「色」とは光の反射です。
絵を描くときはアトリエで「自然光」で描くのは常識ですね?蛍光灯下では描きません。
光源の色温度に拠り、対象物の見え方は大きく変わります。
それ以上に、中学一年生で学びました、明るさは光源からの距離の二乗に反比例する。という事も加味すれば、市販されているコーヒー関係のムックなどで各店舗の「中煎り」でさえ、全くバラバラの色の焙煎豆が堂々と並んでいる現実のアホさが理解出来ますね。
つまり、全部、デタラメなアメリカ風の焙煎なのです。
【14】
サービスでもう少し解説します。もう大サービスです。
フジローヤルでR-101で1ハゼ・2ハゼがそれぞれ(171-193)だと仮定すれば23度差があります。多くはそこを色で2、3つに分けて、カタカナ使ってフルXX、ハイXXなんてやってるわけです。で
で、です。
「焙煎はね、同じ色で焙煎してもその気候によって毎日違うんだよ」なんて平気で言ってますが、毎日、違ってるのは気候ではなく、アンタの焙煎です!
【15】
プロバット焙煎講座に関する
お問い合わせ・申込みは下記まで
090-1721-9874
0594-31-9874
三重県桑名市は、長島アウトレットしかありません。半日あれば伊勢神宮へもどうぞです。焙煎受講と同時に、伊勢神宮で商売繁盛のお札をお買い求め下さい。尚、店主はろくでなしですが人でなしではない。
モーツァルト聞きません。
タコ焼8個で500円は買えません。
好きな芸能人「ポール牧」(故人)
中日ドラゴンスのファンが「嫌い」
好きな食べ物「おでんの玉子」「チキンライスの上の玉子焼だけ」「鰻(う)巻き」「玉子とじうどん」「茶碗蒸し」
きらいな食べ物 親子丼 (このへんが屈折してますね。)
生まれ変わったら、小さな星になって人類を見守りたい。(ウソ)