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「アペリティーボ」(aperitivo)

2017-07-15 | ◆日記・エッセイ・コラム

Aperitivo

Bar(バール)はエスプレッソを飲むだけではありません。夕方以降は、Aperitivoです。

(調べてください)

私はAperol Spritzが好きです。

これはプロセッコ & APEROL & ソーダ の超軽いワインドリンク。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%B3

Campariにて

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夏の休日の昼は カンパリ&ソーダ。

カンパリオレンジ と カンパリオレンジ・パッションの違いが分からず、ミラノですから、ちょいとCAMPARI本店に行ってきましたが、どうでもよくなりました。

「どうでもいいや~~~。」って感じです。実際どうでもいいです。笑

この大きなオリーブは美味しかったです。探したけれど、スーパーマーケットには、このレベルは無かったです。

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昔から、マティーニがどうのこうのいう奴が大嫌いでして

「お前は、007か?」って

ところで「小説家を見つけたら」ってS・コネリーの映画があります。笑う映画ではありませんが、さりがなく置いてあるウイスキーが「J&B」(爆)だったり、舞台はアメリカですが自転車の乗り方(手信号)が英国式であったりします。ツィードのジャケットだったり、結構Sコネリーの[sence of humor]が捻ってあります。自転車の乗り方だけで英国人かハッキリわかります。

どこかの「ブログ」で、どうせ会社の金でビジネス乗ってるオッサンがCAにマティーニを何回も満足いくまで作り直させたと、もう得意になって書いてるのがありますが、もう読むだけで赤面します。チョー勘違い野郎です。そんな場所で、身銭切らずに、女子供相手に、偉そうに!最高にカッコ悪いです。

そんな事を007は絶対にしません。(笑)

もう最低・最悪な野郎です。

本当の紳士ならそういうことは絶対にしないです。

こんな阿呆が「たかがマティーニ、されど・・・」っと抜かすのでしょう。くだらん本の読み過ぎです。それで「カルテルの王様」って信じちゃって、ステアが・・アホです。

貴族中の貴族のW・チャーチルはどう言ってるか、調べてください。注1

近々、N・チャンバレン以後の彼の伝記的な映画が公開されます。

英国は階級社会です。下層階級のGINの方が美味いのですが、それをマティーニという呼び方に変えてグラスをお洒落にしただけなのですが、形式主義の日本では本物レシピなんて思ってる人がほとんどです。本場はもっとラフです。

本当は、男はGINを飲みましょうって話です。 HotelのBARでGINと言うよりは、マテーニをすすった方がお行儀が良い。但し、上流のお行儀の問題です。

日本でも寿司屋で「いも焼酎」「チューハイ」なんて飲むわけがないでしょ?

英国は産業革命以後において、GINが広く飲まれ大きな社会問題にもなっています。そういうGINが身近な国と、全ての材料を輸入してる日本の違いです。

反対に労働者がマティーニがいくらドライでも注文しません。それが出来ない社会なのです。クラスが違えばグラスも違うのです。

注1: ベルモットの瓶を眺めながら飲むのが最高らしいです。つまり100%GINです。(この言い回しは、勿論彼のウィットです。本当ですれば野暮ってもんです。) マティーニなんて狭い視野で、実はステアがどうのこうのは大笑いです。現在も英国では小さなジンの蒸留所が出来ているようです。そういう文化・下地がある国と、レシピという形式だけが輸入された日本とは根本が違います。果ては、ウォッカか?ジンかなんてアホな論争もやってますが、英国のハードリカーはジンなんです。日本でいう「焼酎」みたいな一番身近な庶民の酒なんです。ホガーズの絵をみたことあるでしょ?

そういう下地さえも日本のプロのバーテンダーには無いものですから、型を重視する方が多い。マティーニをシェイクしてキッチリ出すのが偉いという「風」になってます。(爆)

オーセンティックな偉そうなBARが嫌いな理由です。

日本にはTPOのが基本にないと思います。雑居ビルの2階のホルモン屋の隣にBARが在っても普通ですからね。大笑いです。でオーセンティック(笑)

話は逸れますが、先日、香港でオーストラリア系のステーキ屋でマティーニ頼んだら、7UPでした。(運ばれる前にフロアさんがそう確認に来ましたので注文しました。)

肉もシカゴ系に行けば良かったなあと後悔はしました。でも5倍の差があります。

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さて、英国の少し田舎の普通のPUBでは1パイントで1時間も誰とも話さず、カウンターの片隅で静かにで飲んでる人が普通に2,3人はいます。

私はそういうのが好きで修行しましたが、間が持ちません。今なら1時間は出来そうな気がします。

ところで、ミラノには行き付けの店、飯屋とBARが2軒あります。これはキチントした形でいつか書きたいです。今の人には、何故そうなるのか理解出来ないのかもしれません。わざわざ事細かくは書きたくもありません。が下記は事実です

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その飯屋とは、オーダー以外の会話はないです。無愛想な奴です。けれど注文していないモノが、、。 一杯1ユーロの商売しているBARの親父は最後の日は我々にPROCECCOを開けてくれて決して代金を受け取りませんでした。

だから私は

「カフェ・サスペーゾ」

で、お返しを、、、親父は笑って了承してくれました。

(調べてね・・)

ローマから地方線で1時間、イタリア歴史上アナーニ事件で有名な教会でも幸運な瞬間は同じく起こりました。

タクシーでも。

思い起こせば初日のランチテーブルにもPROSECCOが置いてありました。これは上海のマルチナ嬢の指示だとすぐに判りました。「電車代もホテル代金ももちます。」とのオファーは有りましたが、我々は各自、若い連中も皆さん、身銭切って訪問してます。そこに損得はありません。自由意志の表明です。

事前の打ち合わせの中で、ベントレーで送迎とシャンパンを頼んだら(冗談でね)、ここはPROSECCOの産地だよ!って下地から。

チューリヒに到着した瞬間にも幸運が、

トリノの市電でも幸運が、、、

読んでる方は、幸運が続きだと思うかもしれません。が、

これは単純に不運を気にしてないだけです

I just walk on the bright side of the streetで、実は

禍福は糾える縄の如し。

例えば不運、Hotelの予約宿泊数を間違えておりました。幸運はマネージャーの配慮でそのままステイできました。

幸運も、不運も常にあちこちにあります。多分同数あります。

だから、セコイ人間(-)には、絶対にもないと思います。

乞食と泥棒をしない限りOKです。彼らにもない。

この日本国はさもしい精神的乞食が多過ぎます

新刊書店で座ってるジジイなんて乞食です。こんな奴が「僕は本好きでね・・」なんて言います。大笑い。

さもしい。さもし過ぎます。定年してそれか?ジジイ

さて、私は小市民ですから、自分勝手な小さな小さな幸運を紡いで生きています。

それは吉野屋で無料の「生姜」を山盛りにして徳したと思うことや、Tポイントカードを出すこととは正反対だということです。

赤、赤、赤と10回続いたルーレットが、次の11回目に赤が出る確率はやはり1/2なのです。

そして

冥利です。難しいですね

「男の冥利」「男冥利」

先に述べた英国人が思う理想が007のS・コネリーなら

アメリカ人の理想、或いは男の理想が「リック」です。 そう「カサブランカ」のボギー演じるリックです。

映画 「カサブランカ」でググッて下さい。この映画が戦時下の反ナチス・プロパガンダ映画で、今も各方面では今も評価が高いわけがわかります。 助監、ドン、 シーゲル

ここから「コピペ」

大戦後は再びアメリカ映画がヨーロッパ諸国で配給されるが、マーシャルの名前がつけられた欧州復興支援『マーシャル・プラン』により売上をアメリカへ持ち込めなくなった。これも一因としてヨーロッパ・ロケの映画が製作される。『ローマの休日』(1953年)もその一本だが、本来はキャプラが監督するはずだった。戦争中は戦意高揚映画を作らされ、大戦後は冷戦の影響により、1948年より始まった赤狩りの猛威に晒されたハリウッドで、自信を失っていたキャプラは、ハリウッド・テンのドルトン・トランボの脚本と知って、友人ウィリアム・ワイラーへ譲った逸話がある。 

(ここでコピペ終わり)

『ローマの休日』のG・ペック演じる「アラバマ物語」の主人公フィンチがアメリカ映画協会が選んだアメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100では、フィンチがインディ・ジョーンズやジェームズ・ボンドといったスーパーヒーローを抑えヒーロー部門第1位を獲得している。

これは、凄く感じるところがあります。G・ペックがカッコいいのはこれと「ナバロン要塞」です。

私たち20世紀の青年は、映画に影響されたことが多大です。

そこに理想とか、過度の思い込み、勘違いも多々ありますが、少なくとも

「マティーニ」のレシピを薀蓄みたい言うアホほど恥ずかしいものはありません。

せめて「GIN」そのものの話をしてほしい。それが判ってないのに、つまり本筋が判ってないのに、ステアが。。なんてアホです。

大事なのは会話の中身そのものです。

はっきり言って「マティーニ」なんてどうでもいいです。

「どうでもいいです。」

チャーチル言うところの本当のドライ「マティーニ」とは「ジン」です。(英国の婉曲表現なのです)

TPOでジンが飲めないのでホテルで「マティーニ」なのですが、日本では「正しいオリーブのかじり方」まであるようです。笑

日本では、全てがニセモノですから、変な薀蓄が新たな伝統を作ってゆきます。特に「何々でなければいけない!」ってのが危険で。結局その人一人が言っただけなのです。

 特に型式主義の日本では、欧米のバーテンダーの技術が劣ってる、全然だめと多くの日本のバーテンダーが語ってますが、そんなことはありません。日本のように「こうしなければならない」という型がないだけです

エスプレッソでも同じです。 肘を「90」度で圧力が・・・なんてやってるバリスタはイタリアではいません。タンパーすら重視してませんが・・・使わない人も多い。

ミラノ駅2階の「ザネテッィー」の20歳くらいの女の子が独りで20人位の列を一人でテキパキ裁いていたのは実力でしょう。

Of all the gin joints in all the towns in all the world...

カサブランカのセリフです。

「GIN JOINTS」は酒場の意味です。

ジンが庶民の酒です。要するに「焼酎」 で「マティーニ」は「チューハイ」のようなものでレシピなんて何万とあるいじゃないですか?実際それと同じ。

そんなものに正しいレシピを云々いっても仕方ありません。

初心者向けのカクテルブック(みやげ本)には目安といて書いてあります。

ただ、日本ではそれが絶対値になってしまいます。信じちゃう。聖書になる(笑)

男は「GIN」なのです。ただ単純にそれだけです。

日本のオーセンティックなバー程、「マティーニ」が似合わない場所はありません。バーテンも偉そうだし、進駐軍の手先みたいで。

ロンドンで場所にいけば女性はみんなイブニングドレスです。そうあの背中丸出しのヤツ、男もタキシードです。映画でよくあるシーンですね。TPO

申し訳ないです。そういう連中が飲むものです。彼等にはマティーニなんてどうでもいいです。

外見も日本人では三船敏郎と岡田真澄しか無理だと思います。渡辺謙もOK?

日本のHOTELって多くは外資系で、植民地みたいで素敵です。よく見学してれば、なるほど外人は偉くて、現地人がキビキビ働いていて、現地の金持ちが威張ってるって公式がありそうです。

日本のホテルもインドのホテルも同じ感じです。

だから私は、民族資本系ホテルさんは、頑張ってほしいです。ね

以上が、私が「なめらかプリン」なんて出来損ないが大嫌いな理由です。??

「えっ!」

チャンチャラおかしいです。これ

おととい来あがれ! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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