■ 上の写真が『一日プロ焙煎講座』の内容の一部です。
大切な事は自分で実践することです。知ることではありません。 「出来る」ことです。
知ることと、出来ることは同じではないのです。
ゴルフの本を百冊読めば、ボールは真っ直ぐ飛びますか?
コーヒー焙煎の洋書を読むと、確かに焙煎過程において水分が抜けると書いてあります。(当然です)
それを誤訳して、「焙煎とは水分を抜くことだ」とはチャンチャラ可笑しいです。だったら洗濯モノと一緒に干しとけば?
プロ焙煎とは、時間のロスなく連続焙煎出来、各焙煎のタイミングを的確に判断出来ることです。
どう間違っても、「焙煎は日々の湿度により微妙なダンパー操作を長年の勘で操作し・・・」と言いながら1ハゼ後にチャフを飛ばす為にダンパー全開1分間!~~!」なんて(オイオイ)、鳩に豆鉄砲食らわすようなチャンチャラ焙煎ではありません。
時折、電話で名乗らず「連続焙煎をおしえろ」と云われますが、お教えしません。そういう方に限って失敗すれば当方のせいにします。
頭で理解するものではありません。何回も焙煎する中で身につけるモノです。技術でもありません。修正も必要なら入ります。
頭で判っても意味はないのです。屁理屈だけで良し悪しを判断しても意味はないのです。
■さて、 お盆の期間は、なんとなくぼんやり営業しております。(水曜日も営業)
「岡田奈々」でもこないかなぁ?
さて焙煎教室は、「一日プロ焙煎教室」のみ受け付けております。
先着順で時間を割りますので、お早めに電話下さい。
夏休みとはいえ、「プロ教室」ですので、お子様などの同伴は申し訳ないですが、
お断りしております。(危険です)
■2日間の「開業者向け焙煎教室」はお休みです。
■各種お問い合わせ等も受け付けております。
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私はコーヒーが国際商品なら、その焙煎方法も世界に通じる基本はあると思います。
欧米のコーヒー先進国に比べると、日本独自の「焙煎方法」がまさに、それが正統の焙煎方法のように、まかり通っています。
「蒸らす」とか?「中点重視???」(ボトム温度)を揃える??
欧米人が絶対理解出来ない。技術者が腹抱えて大笑いしている焙煎方法が日本で広く流布されています。
「中点」って何~~~?
欧州には、1600年頃から、つまり関ヶ原合戦の頃には「CAFE」が存在していたのですから、とても長い歴史ですね、その中で、勿論、産業革命やエネルキーの変遷を通して、コーヒー焙煎も現在残っているのもは、淘汰された最良の結果でもあると言えると思います。日本では知られていない、コーヒー焙煎機の種類(方法)も沢山ありました。
現在イタリアでも「オリーブの木」で焙煎しているロースターも存在しています。それは言ってみれば「白川郷の合掌作りの家」のようなもので、ノスタルジックや希少価値だけ問題でしょう。商業的に、広告的にも良いと思いますが、最良の結果が出るとは思いません。(現実見えないので断定は出来ませんが、実質良ければもっと残っていると思います)
さて、コーヒー焙煎教室は、実践者(予定者)の為の講座です。
FUJI-ROYAL R-101機を中心の講座です。
この1キロ機が一番操作が難しいです。小さい故にシビアに反応します。
大きくなるほど簡単です。大きな焙煎機は自慢でしょうが・・・実は断然簡単なのです。
それでも、当講習を受けていただければ、どんな豆を焙煎しようと、1ハゼ、2ハゼの温度も、ボトム温度も殆ど同じになることが理解されると思います。
最初に「チャンチャラ焙煎」を習うと、それがあなたのスタンダードになってしまいます。
一生信じ続けるなら「幸せ」ですが、他人から見れば・・・・・・・・。
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