珈琲焙煎プロ一日講座 講座より
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昨日は大変お世話になりました。
講習は考えていたよりも単純明快!おっしゃる通り同じことの繰り返しで焙煎は作業であることを体感できました。
仕事としていかに効率、安定性を持たせていくかという所を教わることができました。
そして、完煎の一点の見極め(ここは経験を重ねないと確度を上げられないと思いますが)
を教えていただき、
自分の中の焙煎に対する不安が晴れた気がします.
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お疲れ様でした。
コーヒー焙煎は、ただの作業に過ぎません。ここから出発しないと、トンデモな世界になります。
もし、これが「職人の世界」と思う方は、是非、下記の本の一読を心からオススメします。「職人」とか「技術」という世界が一体どんな世界なのかよく理解できます。
日本の社会を、工業を支えている本物の技術の凄さが判ります。
1/100ミリは実は誰でも感じることは出来ます。旋盤で1/100を削るなんて甘い世界なのです。自らを卑下せよという趣旨ではありません。
コーヒー焙煎程度で「職人技」なんて抜かしてる先生にだまされるな、って事です。
さて、当焙煎講座では、最初に焙煎機の構造を完全に理解していただきます。
焙煎機の構造が理解出来ないと、焙煎の基本さえ理解できません。自分が何をしているかの把握です。
勿論「排気ダンパー」も理解していただきます。ただの「弁」だと判れば、巷で「珈琲焙煎士」が言ってる妙な操作が一体どういう影響をするのか? 即、理解できます。(爆)
コーヒー焙煎が「職人の世界」なら、全日本の他の分野の職人さんが怒ります。
私は、良い球(生豆)を選んでジャストミートするだけだと思います。
どう考えても、焙煎は作業です。味は産地で決まります。だから世界各地からコーヒー豆が輸入されてます。
焙煎で味が変わるなら、そんな錬金術みたいな技があるなら、ブラジルだけ買えば良い。買え。 買えよ。となります。
大手のメーカーさんの大きな釜でも焙煎作業に過ぎません。(一度に数百キロの焙煎です。)
味は生豆で決まります。
ヘタ焙煎(-10)がただ普通(±0)になることを「美味しくなる」と勘違いしている方々が8割です。
まるで、ハリオのV60です。
マンデリンやガテマラを買いに行き、「オイル」が出ていたらもうOUTです。ガテマラにシワが有ったり、やはりオイルが出ている、ダメダメ焙煎です。そして、
同じ銘柄を、煎深さで煎り分けて販売しているのは、もう論外です。
判ってない。と自分から表明してるようなものです。屁理屈は不要。
論外。
チャンチャラ可笑しいです。