頭で判っても出来はしない。
https://www.youtube.com/watch?v=63ulh_LmKLk
◆ 上記の映像(カフェ・ド・ランブル)を参考にして下さい。あなたが、これと同じ豆を使い、同じ動作しても、絶対に同じ味にはなりません。何故かも、まず判らないでしょう。
現実には、映像を見ても判らない、型を真似ても判らないということです。
当講座の先生の講座でのスピードよりは映像は随分と早い抽出なのです。けれど美味しくでてるわけです。(お店では講師さんもきっと映像と同じスピードとなるでしょう。映像とは違う人です。)
答えのようなもの中で一つだけ書けば、一般とは【ミルが違う】 決定的に違うわけですから。残念ですがマネは出来ない。(現実問題として)
けれどこの場合、このミルに関しては、上から下まで知ってる人と、ナイスカットミルしか知らない人では。その応用力が全く違います。 だから個人個人は研鑽を積む、無駄をする、あるいは焙煎側を変化させる。豆を知る。 こういう事の積み重ねですから、実際には、一朝一夕には出来ないかもしれません。
◆ 自分で挑戦する意味はなんでしょうか?(映像を参考にしても良いです。)
もっとゆっくり五感で感じながら抽出する練習をするということです。
毛糸の編み物でもいいです。同じ教科書で同じように編んでも、出来は10人十色なのです。その10人の中で、誰のをベンチマークにして練習するか?です。毛糸200g使うのが目的ではないです。
それをコーヒー抽出で表現すれば、下にハカリ置いて2人前300gキッカリ出すのが目的ではないということです。表現は全く違うけれども、世間の【カフェ坊】は一生懸命これをやっているわけですよ。
ネル・ドリップ講座で最初に10人が抽出すれば10人が違う味になります。驚くほど違います。(飲み比べます。)
◆ 私たちのミル(R-440)の性能が比べれば悪い分だけ、どうすれば良いのでしょうか? 挽く目も吟味しなら、自分の答えを出す過程で、何を基準にすれば良いのでしょうか?申し訳ないです、そこは各自でケトルから環境まで考えることです。
「フルイ」という考え方もあります。
◆ 酸味だけ出て、香りが出ない、コクがでないは不味いコーヒーです。その酸味が美味しい酸味という、不文律が判ってない場合もあります。
その対極との間を右往左往しながら進む以外にないと思います。何度も書きますが「型で見せてください。」「動画を撮る」では判らないのです。
◆ ハリオV60でさっとと出すと酸味だけは出る。当り前です。
ラッキーなことに、安いナイスカットだと微粉も出るから、その苦味が出て、ある低度のバランス感は出るということもあります。低い平均点の方が課題としては理解しやすい。笑
◆ 2万円と 240万円のミルの「味の差」が120倍ではないということは理解出来ます。
何倍なのかは判りません。2倍か3倍か?1.3倍か?10倍?判りません。それが目指す到達点だと言いたいわけではありません。自身と市場との相関関係で考えれば良いと思います。
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◆ 「香り」の広がり感が大事だと。ここで書いてもそれは、対象と比べなきゃ判らないわけです。
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◆ 「型」(映像も) だけじゃ判らない。 この書いてる意味もまず判らない。それ以上に難しいことは、あなたの市場も違う。受け入れが違うこともあります。
◆ ネルドリップは何の為で、原点はどこ?どこに戻れば?
これも残念ですか、一般大衆が思ってる「深煎り」ではないのです。これは歴史を知らない田舎者の完璧な勘違い。
有名店では2ハゼを入れない豆も多い。驚きです。
反面、市場がネルドリップは「深煎り」だと思っているなら(そう期待しているなら)、当然、そちらに合わせた法がビジネス的には正解だと思います。
◆ 判る人、判らない人を分けるモノは、「遊び心」なのです。
遊びって真剣に遊べる人ですよ。 三昧の境地に行ける人です。「たかが・・・」と言える境地かも知れません。
ところが世の中は、ハリオV60とナイスカットミルの組み合わせ一つだけ買った人々が薀蓄言って「されど・・」なんて言ってます。いいのか~~
情報時代の「情報」には何の価値もありません。ネットで探せるものはどうでもよい.
特に、若い人は考えて下さい。
◆話は変わる。全然違う方向にゆく。
当店では「ハワイコナ」だけは売っていない。 何故なら、皆さんハワイで思い出と共に「美味しいニセモノ」のコナを買っているわけですから、
本物を提供すると「こんなんじゃないわ、私のコナ」となります。私でいうマイルド・ブレンドですが、ルイヴィトンのニセモノと同じで品質高いですから美味いのです。
毎回、面倒なので販売しません。ブレンドに関してもハワイ州の法律も当然しらなければなりません。世の中嘘ばっかりです。
まあ「ハワイコナ」の本物は売り難いって話です。美味しいニセモノに勝てないのです・