【受講者さんからのコメント】
ほぼ経験の無い自分でも焙煎理論が分かりました。
また安定した焙煎ができることにより、焙煎自体が作業の繰り返しであることが理解できました。
焙煎機の構造から、コーヒー業界の話、豆の仕入れ先、
ブレンド、抽出についてなどなど。
焙煎講座のはずなのに内容としては開業に必要なもの全てについてでした。
マンツーマンで教えていただけることもあり、
受講される方に向き合い、その方に取って一番ベストな内容の講座になっているという他ではありえない講座内容でした。
間違えがまかり通ってしまっている今の日本のコーヒー業界の中で、世界基準のスタンダードを教えていただけたこと。
また自分に取っての入り口がこの講座であったことが本当によかったです。
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【作業といふこと】
もう2千回程、同じ事を書いています。
煎っ太郎(サンプルロースター)やディスカバリーでは当然ながらプロ焙煎は出来ない。
ニュートラルなんて全く嘘八百です。(何処でも設定出来ます)
「中点」なんて語句は世界中で誰も知らない。使ってません。これは実は大きな問題ですね。
さて、基準となる焙煎が有れば、そこから任意で外れた焙煎も普通にあります。そんな当受講者のお一人と丁度、先日少し話をしました。
彼は、当講座の標準を学びながら、全く違う焙煎をしている。当然、そこに至るまでに相当数の焙煎をこなしているのは内容から解るし、現在も試行錯誤しているらしいのも伝わる。
以前、彼にサンプルを送ってもらっているから、全く違うプロフィールだが、何を求めているかはおおよそ理解出来るし、このように基本的に自分のやりたいことをトコトンやる姿勢は大事である。
お客さんが、どこまで理解出来るのかは未知数で、彼と同じ方向を目指してる多くの店が、全く低レベルであるこことも判っている。
この自由度が無ければ、自営の自家焙煎店などやる意味はないと思う。どんな焙煎でもそのベースは生豆の質だといふことの意味を理解出来ていれば良い。ハンドピックするような生豆を焙煎して、語るものは何1つありません。
仕入れの自由
焙煎の自由
経営の自由
勤め人はこれが固定(命令)ですから楽です。自営業は全部の責任が自分です。最高です。「潰れる」のも自分です。