■ 途中でマニュアル人間の弊害を書いた。世の中マニュアルで済む世界と、そうではない世界がある。そして信念を貫く世界もある。
自分の生活を掛けても信じることをする。命のビザの杉浦千畝氏がそうですね。外務省から見れば反逆ですが、歴史から見れば違う評価です。
反対に歴史の流れに逆らってまでも、義を貫こうとする人達もいます。
幕末の新撰組だったり、桑名藩士です。浅井長政もそうかもしれませんね。
■ 焙煎機の話に戻ります。ただアホのひとつ覚えに「温度計」を信じて1分ごとに温度記入してる人は焙煎が絶対に出来ていない。が絶対にそう思ってないわけです。出来ていると本当に思っている。
これが「マニュアル人間」で教えられた事だけを信じてる。教えた先生は馬鹿ならどうすんの?
だから何度も書く
「排気ダンパー」は焙煎中は操作するな。」
それを操作すれば、どういうことが起きているか?脳ミソが有れば、義務教育で学んだ科学的な思考が出来るなら、考えてみれば良い!誰かが言い出したトンデモなデタラメを一度は自分で検証するべきだ
「中点」「水を抜く」「ニュートラル」はデタラメ。
「排気ダンパー」は絶対に操作しないこと
■ まず簡単な検証方法です。
「a」釜を暖気運転した後(かなり熱く)、例えば200度で今、ガスを消します。
「b」ダンパー位置が③だとします。釜はゆっくりゆっくり下がって行きます。これが自然な釜の温度下降スピードです。
「c」今、釜は消えたままで、「排気ダンパー」を開けますと、カナリ速いスピードで落ちてゆきます。シンクロが外れました。 原因はプローブ周りに空気の流れが速くなり、プローブの熱が奪われているからです。
「d」次、釜は消えたままで「排気ダンパー」を閉じると、反転、温度計は上昇を始めます。プローブの周りの流れが止り蓄熱された本体からプローブに熱が渡ります。 釜は消えたままですから本来はゆっくり下降をたどるべきです。
「e」今、何をお見せしたかと言えば、「排気ダンパー」弄ると温度計なんてシンクロせずデタラメを示し、それを信じて記入してる焙煎など腐れ金玉焙煎の代表例だということです。アホは温度計信じるわけです。マニュアル人間。
「f」暖気運転をマニャアルでxx度まで上げてkk度まで下げ、それを2回するなんて大笑い。
当講座では200度よりも160度が熱くなったことを確認しています。
日本列島、北から南、夏から冬、場所によって暖気運転の方法をマニャアル化できないのです。それをやってるのは「温度計」だけを信じてるアホ焙煎なのです。
「g」 当講座では温度計だけを見て記入するわけではありません。蓄熱や保温性を見ています。温度計は単に「プローブ」の温度です。
それをシンクロさせる為に絶対に「排気ダンパー」は弄らない。
だから鋳鉄なのですよ。can you understand it?
焙煎機は鋳鉄が構成要素なのです。
「h」関東・関西では焙煎する以前から2割も風力が違う、それを無視して1ハゼでダンパー半段なんて大笑いである。その前に風力を修正してみろ。
「排気ダンパーで焙煎が変わったように思うのは当然である、狂ってるからだ」
「j」「ここが焙煎機のなかで空気が自然と流れれ位置だ」なんて抜かして「ニュートラル」を信じてはいけない。デタラメである。焙煎機の中で自然とながれる空気はない、すべてモーター&ファンの能力次第です。
■ この人は焙煎が本質的に判っているかどうか?判断は
「中点」という言葉を使ってる限り判ってないということは間違いない。あなたの周りは100%使ってるかもしれません。
でも使うな。
世界中にないからだ。TP(ターニングポイント)である。
■ 私はアホに用はない。ニュートラル?「ハァ」だ。
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これでこの章を終わります。最近人間が丸くなったと言われます。親切丁寧に書きました。反論あるなら最初に是非「水を抜かない焙煎」を見せてくださいね。当方も水分計もご用意させて頂きます。
勿論、出来なければ店を閉めて頂きます。
反論は、必ず名前と店名と電話番号を言って(書いて)下さいね。当り前ですよね、私はここに書いてますよ。