ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

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〝恐竜図鑑展〟開催

2023-02-07 | Illustration


まだもうちょっと先の話なんですが、5月の末から東京上野の森美術館で〝恐竜図鑑展〟が開かれます。
近年、博物館での恐竜博に代表されるように全国で沢山の恐竜イベントが開催されて、恐竜や古生物のファンにとっては楽しみなんですが、その大部分というかメインは復元標本や骨格、化石が中心です。

今回の図鑑展は恐竜という生き物が世の中の人々に知られるようになる以前の幻の生物だった頃から現在までの、パレオアート(古生物美術)の代表的絵画作品が150点あまり展示されます。
19世紀の復元図から私達が子供の頃に本で見た有名な恐竜画作品が見られるので今からもの凄く楽しみです!





古生物はそれこそ毎月のように新しい研究発見によってその姿を変えてきましたが、最新の研究で知る恐竜の姿はもちろん興味深いのですが、それ以上に19世紀、20世紀の初めの頃の恐竜画は凄く面白い。

私が初めて恐竜というものを知ったのはうろ覚えですが、だいぶ大きくなった頃、小6の時に読んだ科学雑誌の冒険読み物に出てきたアローソーラス(アロサウルス)とトリセラトプスの名前でした。
その二色刷の挿絵でみた恐竜の姿にかなり驚いた記憶があります。

中学に入ってからも恐竜好きな級友とノートに恐竜の絵を描いて見せ合ったりしましたが、その後はすっかり忘れていました。
社会人になってこの仕事を始めた時に昔の興味が目を覚まし、いろいろな海外の古生物画家の作品を知って今に至るのですが、特に今回パレオアートの2大巨匠と言われるチャールズ・R・ナイトとズデニェック ・ブリアンの作品を実際に見られるのでマジで興奮しています(笑)

大好きなチャールズ・ナイトの代表作 1897年作  ドリプトサウルス





最初に恐竜が発見された19世紀の古生物学者は、すでに今と同じように恐竜は鳥類と同様に身軽に飛び跳ねると考えていたらしい。
実際に存在したわけでは無く想像上ですが、とても躍動感とリアリティのある絵で好きな作品のひとつです。
古生物興味のある方には是非観ていただきたい展示会です。

特別展 恐竜図鑑 | 失われた世界の想像/創造

特別展 恐竜図鑑 | 失われた世界の想像/創造

恐竜を描いた絵画を集めた異色の展覧会。チャールズ・R・ナイト、ズデニェク・ブリアンら巨匠の作品が世界各国から集結する。

特別展 恐竜図鑑 | 失われた世界の想像/創造

 


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話は関連しますがこちらは今月発行になった学研の〝かがくえほん〟の見本誌です。
昨年の秋に描いた作品で、幼稚園に恐竜がやってきたという設定で実際に東京の幼稚園の画像とコラージュした30cm四方の大判見開きページものです。
一般書店では発売されず幼稚園で一括購入される本なので、一般に手に取られる本ではありませんがとても面白い仕事でした。









もうひとつ、こちらも昨年チャイルド本社から出た同じ形態の本〝恐竜のかたち〟。
代表的な恐竜の形についてこども達に判りやすく説明した絵本です。






以上恐竜ネタあれこれのご紹介でした。

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2 コメント

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恐竜大好き (papayoyo)
2023-03-02 16:50:25
ひろポンさん、ご訪問、コメントありがとうございました!
日本一ドライビングマナーのよい県ご出身だったのですね(笑)
神奈川はあまりよくない印象があります。黄色どころか明らかに赤信号で通過する車も多いですし、緊急車両に道を譲らないドライバーもいて、救急車がたまらず先行車を煽る場面に遭遇したこともあります。
日本は欧米から自動車が入って来て以来、自動車技術と経済は追いつけ追い越せでしたが、運転マナーやモータースポーツなど大衆レベルでの自動車文化への関心はまだまだ後進国だなと感じています。
さて、個人的にこの記事に刺さりました。我が家は皆、恐竜好きなので。↓こんなものを買ってディスプレイしたりしています。
https://ehonkuruma.blog.fc2.com/blog-entry-828.html
サイズが合うので、ここの会社のヴェロキラプトルのフィギュアが欲しいのですけどね。
https://blog.goo.ne.jp/k_rexhkoujih/e/4044723e268ee683a97de65d367bb42f
この特別展、忘れずに行こうと思います。
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恐竜は楽し (ひろポン)
2023-03-02 17:48:38
>papayoyo様コメントありがとうございます!
かく言う私も先日交差点の右折待ちで、ボーッと考え事していて気がついたら赤信号で、無理矢理曲がらざるを得ない状況に焦りました。
見つからなくて良かったですが反省しきり(汗)

ところで恐竜図鑑展、化石標本がメインの恐竜博は沢山観たけれど、こうゆうのは初めてなので本当に楽しみです。

子供の頃の科学雑誌に載ってる記事もとても興味深いです。当時ワクワクしながら読んだ記憶が呼び起こされて、最新の科学とは別に人間の想像力の豊かさ等を感じられます。

このNunmu Studioの製品はちょっと高いけれど非常にシャープで良いです!
私も茶色のティラノ(覇王龍)台座付きを持ってます、アンキロも良い。
ここのラプターの4姉妹欲しいかも。資料研究費で落とそう(笑)

他にも色々欲しいのですがフェバリットコレクションやPapoやシュライヒの安価なやつも面白いのでキリがありません。
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