ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』
これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

さくら咲く長野

2012年04月25日 | 自然

 今週の月・火と長野県は東御、上田、松代と巡る機会があTohmi_2った。 病院見舞いとかの所用があったためだが、行く先々で桜が美しく咲いていた。東御市の芝生公園(上)は七部咲き、上田城趾公園(中・ただし写真は公園近くの風景)、松代城趾(下)が満開を過ぎて散り始めという状態だった。

 桜がハラハラと散って、城のお堀がピンクに美しく映えていた。桜はそれまでのモノトーンの世界が、淡いピンクの華やいだ世界に一変する瞬間だ。この後もすぐさま散った先の枝先から、あざやかな黄緑色の新芽が次々と開くので変化が慌ただしUeda2 い。   「こんなにもあっちこち、桜があったのか?」と驚く。


 こんなにもすぐに散ってしまう桜を愛し、数多く植え、養生する日本人。しかし間違った愛し方があった。昔、朝鮮半島を武力で併合し、日本の一部としていた時代があった。その当時の日本人はおそらく半島の全域にわたって、日本化すべく全土に桜を植えまくったのだろう。

 朝鮮の国土が日本の敗戦によって独立できた日、自由を回復した誇り高い彼らは手に手に鋸と斧を持って山々を巡り、すべての桜を斬り倒して回った(ごく一部、例外的Mastusiro2残った地域もある)。桜には罪がなかったが、受けて当然のそんな受難の時期もあった  

 この国では桜は安泰だ。侵略などに使われることもない。ここ日本で改めて、桜咲く「四季折々の美しい国だ」と実感する。ただ一つ、未だ個人的な見解であるのが残念なのだが、天地万物を創造された主なる神の、この美しさを創造された御業(みわざ)に感動する。  (ケパ)

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