「11ぴきのねこ」という、馬場のぼるの絵本があって、私はこれが好きだった。ねこではないが、ドルカスの家にある、二つの水たまりには併せて11ぴきのメダカがいる。
ここ信州はドルカスの家に来ると、先ず真っ先に、唯一の生き物であるメダカをチェックすることにしている。水が少なければ水を、それと餌を忘れてはいけない。多過ぎても、少な過ぎてもまずい。
水と餌をもらったメダカたちはいっせいに、元気に泳ぎ回る。それを見ているだけでも、しばらく見入ってしまう。実にそれがうれしく、楽しい。6月に買ってきて以来、彼らは一匹も減ることなく、不在の家の水たまりでがんばっている。
最近は特に、人の姿を見るだけでも、メダカは無警戒に近寄ってくるようになった。とらねこのようなリーダーは(だーれが生徒か、先生か・・・)分からないが、みんな仲良しそう。
手水鉢の方は水が早くへりぎみなので、明日は数匹、大きな方に編入させようと思う。最後まで、皆元気に育って欲しい。 ケパ